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「鶴見レスキューパウズ」で鶴見地域ペット防災の輪を広げよう

2023.03.24

今回ご紹介するのは鶴見地域でペット防災を伝えるセミナーなどをおこなう「鶴見レスキューパウズ」です。

大切な家族の一員として迎えたペットを守るために必要な対策を教えてくれています。

東日本大震災での支援経験などをきっかけに、地域でのペット防災に取り組まれていますよ。

ペット防災セミナーなどをおこなう「鶴見レスキューパウズ」の活動内容

現在「鶴見レスキューパウズ」は、鶴見地域で個人や自治体などに向け、ペット防災の理解を深める活動をしています。

災害時にペットたちがおかれる環境はまだまだ課題が多いそうです。避難所での受け入れ体制や災害時にペットをどうやって守っていくかなどなど。

災害が起きても飼い主、ペット共に守られる取り組みを実現すべくその考えを伝えています。

ペット防災で伝えていきたい大切なこと

私たちが日常生活の中で災害時の想像をするのは、幸いなことに少ないのではないでしょうか。

ペットと一緒に生活をする人たちもまた“今、考えても仕方がないのでは?”と考える人が多いと「鶴見レスキューパウズ」の安岡さんは言います。

そういった考えの個人・自治体に、ペット防災で伝えていきたい大切なことが2つあるとのこと。

1.自分の家族(ペット)は自分で守っていく

災害時のペット対策は行政がおこなうものと考える飼い主さんも多くいらっしゃると言います。

ですが、ペット防災はまだまだ浸透しておらず、行政だけで対策を考えて行くのは難しいのだそうです。

だからこそ家族であるペットを、まずは自分たちで守ってあげることが大切ではないかとおっしゃっていました。
行政も力いっぱい対策をしてくれる中で、飼い主である自分たちが家族であるペットの命と向き合い方を考えていくのは大事なことですよね。

2 .自治体(町内会)などに伝え理解してもらう

2つ目は鶴見の自治体や町内会などにペット防災の大切さを伝え、働きかけるということ。
災害が起きた時に設置される避難所は、地域などによってルールが違います。

ペットを避難所に連れて行けない時の対応などを自治体や町内会のみなさんと考えることで、ペットのみならず人の命をも守ることにもつながります。

飼い主の中にはペットと離れることを悲しみ避難所に移動しない人もいます。

そんな飼い主とペットの助けにもなりたいと、鶴見区の犬を通じたコミニティ「つるみ犬部」の活動にも安岡さんは参加されているそうです。

・「つるみ犬部」の記事はこちらから

犬を守ることで人を“守る”ことにも繋がると教えてくれました。

現在「鶴見レスキューパウズ」はオンラインや鶴見区役所などでセミナーをおこなっています。

レスキューパウズのセミナーやイベント情報はレスキューパウズ公式インスタグラム(@tsurumi_rescue_paw)から確認できますよ。

鶴見地区でのペット防災活動のきっかけになった2011年東日本大震災

鶴見地区で活動しようと思ったきっかけは、2011年東日本大震災時のペットたちへの支援活動。

現場での悲しみや切なさは計り知れないと教えていただきました。

“同じことを繰り返してはいけない”と「鶴見レスキューパウズ」でのペット防災がスタート。

地域により防災の取り組みが違うため、災害が起き混乱する前の連携が大切になっていくと言います。

ペット防災で何が必要なのかを考える

今後も飼い主やペットとの防災を伝える活動を積極的におこなう予定でいるそうです。

安岡さん自身もペットとして犬を飼われていた経験があり、それが活動に至った経緯でもあるのだとか。

犬を守ることで人の命を助けるきっかけにつながる取り組みをおこなう「鶴見レスキューパウズ」。

これらの取り組みに興味を持った方は、ぜひ一度セミナーなど参加してみてはいかがでしょうか。

エリア情報

鶴見レスキューパウズ

住所:神奈川県横浜市鶴見区上末吉2-7-1
アクセス:JR京浜東北線「鶴見」駅から徒歩28分
横浜市営バス「末吉小学校前(バス停)」より徒歩5分
電話番号:090-4220-3536
公式Instagram:https://www.instagrm.com/tsurumi_rescue_paws/
公式HP:https://www.tsurumirescuepaws.net/