庭との相性も絶妙。夢だった日あたりのよい家。
I田老町にあった家を津波で失くしたH様。10数年前ご主人に先立たれ、一人暮らしだったこともあり、「元の場所に戻る気になれない」と最初は家を持つことなど考えられなかったそうです。しかし、2人のお嬢様が力を貸してくれることになり、「昔から憧れていた日当たりのよい場所で、娘たちも気に入るような家を建てよう」と考えました。まずは土地探しから。いくつか見学してもなかなか気に入った物件がなく、あきらめかけた時に、「フェニーチェホーム」と出会いました。南向きの角地で大きさも約60坪と前の家と同じ位の広さで、庭も大きくとれそうでした。一人で住むなら平屋で十分という思いにピッタリ一致した間取りも気に入り、家を建てることを決意されました。
若い感覚も取り入れたおしゃれな家。
色とりどりの花、丹精込めて作られた寄せ植えなど、一目見てガーデニング好きな方の住まいとわかるH様邸。落ち着いた外観と庭が調和して、道行く人々の目を楽しませています。「長女が寄せ植え好きで、季節ごとに持ってきてくれるんですよ」とうれしそうなH様。新居完成まで2人のお嬢様がいろいろなアイデアを出してくれたので、打ち合わせはとても賑やかでした。フローリングの色のことでは意見が分かれ、「次女の勧めでオフホワイトの色を選んだのですが、部屋が明るくモダンになってよかった」と喜ばれています。このほか、「24時間換気システムなので洗濯物を室内に干しておくと翌朝乾いているの」と嬉しそう。震災を乗り越えてようやく巡ってきた平穏な日常を味わっておられます。