贈答品にも最適!鶴見下末吉の老舗「あさひや」の和菓子

鶴見の下末吉の住宅街にたたずむ、手焼きせんべいの店「あさひや」は、創業が明治40年という老舗(しにせ)です。
現在の店主は三代目ということで、歴史を感じさせますね。

以前は「つくの商店街」に店舗をかまえていたのですが、貸店舗だったということで、現在はご自宅で営業されています。
今回は老舗の「あさひや」を紹介させていただきます。
一つ一つ丁寧に手焼きをしています

今回偶然にも、おせんべいを焼いている時にお伺いすることができました。
目をサングラスで保護しながら、手袋をはめた手でひっくり返していました。
外側で見ている私にも熱気が伝わってきます。
テレビの番組でおせんべいを焼いているところを見たことはあったのですが、実際に見ることははじめてだったので、なんだか得した気分になりました。

こちらは、あんこを作ったりする作業所です。

こちらには、瓦せんべいの型がたくさん並んでいます。
おせんべいのほかに「鶴見もなか」も有名です

1つ170円の「鶴見もなか」は、注文されてから作るというこだわりの逸品です。
なぜ、そのようにしているのかをお聞きしたところ、「もなかの皮のパリパリさを出すため」ということでした。
たしかに皮がとてもパリパリで香ばしくておいしかったです。なかに入っている粒あんも甘みがあって、皮とのバランスが最高です。
「鶴見もなか」はあんこがたっぷりで、厚みをはかったら2~2.5cmありました。
ちなみに、小豆を一日ねかせてからあんこを作るのが、おいしさの秘訣だそうです。
種類豊富で魅力たっぷりのおせんべい


いろいろな種類があって迷いましたが、今回わたしが購入したおせんべいは「チョコレートせんべい」「ピーナッツせんべい」「赤みそ」「七味」です。
珍しい「チョコレートせんべい」は、瓦せんべいのなかにチョコレートがはさまっているもので、瓦せんべいのやさしい甘さにチョコレートがプラスされた、サクサクであとを引くおいしさです。
「ピーナッツせんべい」は「チョコレートせんべい」と同じようにサクサクなのですが、やさしい甘さのなかに時折ピーナッツの粒の感じがして食感が良いです。
「赤みそ」は少し甘めで、こってりとした濃厚さが感じられます。
「七味」は辛いもの好きな人にはぜひ選んでほしい味です。
袋を開けた時のかおりが七味好きにはたまりませんよ。
見た目は、ぎっしり七味が付いている感じではないのですが、お味はとっても「七味」です。
食べた後に口の中に辛さが広がって最高ですね。
店主の趣味の俳句がとてもユニーク

これは何だろう?と見ていたら、店主が「いたずら」だよと言ってニコニコしていました。
おもむきのある俳句から、クスッと笑ってしまうような俳句まで並んでいました。
とてもユニークな店主です。
人柄の良いユニークな店主が、ひとつひとつ手焼きする、老舗の「あさひや」のおせんべいは、おやつとしても鶴見みやげとしても愛される逸品です。
おいしい「おせんべい」や「鶴見もなか」をぜひ味わってみてください。
ご自宅用にも贈答品としても最適です。
エリア情報
あさひや
住所:神奈川県横浜市鶴見区下末吉1丁目10-1
アクセス:JR京浜東北線、鶴見線「鶴見」駅西口から横浜市営バス「新横浜行き」または「横浜駅行き」森永工場前下車徒歩2分
TEL:045-583-5269
営業時間:9:00~19:00
定休日:不定期で木曜(月2回程度)

関連記事
-
鶴見駅東口から徒歩7分「まごころ横浜鶴見駅前整体院」で身体のメンテナンスを
2022.04.23鶴見から駅近で通いやすさバッチリの整体院「まごころ横浜鶴見駅前整体」のご紹介です。店内は広々とし空間が広がる明るい雰囲気の整体院はお子さん連れも大歓迎です。
-
大きなすべり台や走る電車も楽しめる!広大な「新鶴見公園」
2023.12.22新鶴見公園は、「矢向」駅または「尻手」駅から歩いて15分ほどで行ける広大な公園。遊具やベンチも多く電車も見られる公園として、子どもから大人まで人気です。
-
鶴見駅前の地域交流カフェ「230cafe」
2022.10.21「230cafe」は、地域の人同士が交流できるバラエティに富んだカフェです。カフェ以外にはワークショップなども開催しています。