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「矢向」駅から徒歩圏内!発祥店仕込みの本格派「そば処 鴨南ばん」

2026.10.26

「矢向」駅から徒歩15分ほどの鶴見区江ケ崎町は、ホームセンターやスーパーなどの商業施設や、大きなマンションが立ち並ぶエリアです。

そんなエリアで、店先の狸の置き物や石臼が目を引くお蕎麦屋さんを発見。
いつも買い物に行く度に気になっていたこちらのお店。

今回はそんな住宅街にひっそり佇む「そば処 鴨南ばん」をご紹介します。

鴨南蛮発祥の店の味が矢向で楽しめる!

「そば処 鴨南ばん」は、鴨南ばん発祥の地、日本橋馬喰町にあった(現在は神奈川県藤沢市に移転)「元祖鴨南ばん本家」の直系にあたるそば処です。

平成7年(1995年)に店主さんご夫婦で東京都国分寺市に創業し、その後はご夫婦の地元であるこちらの地区に移転。30年以上愛されるお店です。

現在は昼営業のみで、今回は平日のオープンと同時にお伺いしました。
店内は2人がけのテーブル席が2席、4人がけのテーブル席が1席、カウンターのようになっている1人掛けの席が8席あります。

年季の入った分厚い一枚板のテーブルなど、木の温かみが感じられる店内は、落ち着いた雰囲気でゆったりとした時間が流れていました。

席に着くと、お母さんがメニューといっしょにそば茶を持ってきてくださいました。
これがまたおいしい!
おそばを待つ時間も、おいしいそば茶を飲みながらのんびり過ごせます。

発祥の店仕込みの本格鴨南ばん、鴨せいろ

今回注文したのは、屋号にもなっている「鴨南ばん」。

運ばれてきた鴨南ばんの器の大きさに思わず「おぉっ!」と声が出ました。
湯気がもくもくの熱々そうなスープに、たっぷり入った鴨肉、ねぎ、三つ葉、柚子の皮が入っています。

まずは熱々のスープをひと口。
かつおや昆布の出汁に鴨の旨味がたっぷり溶け込んでいます。
食べ進めるうちにくどくなりそうですが、三つ葉と柚子の香りがさっぱりとした後味を添えてくれるので、いくらでも飲み続けられそうなほどのおいしさです。

そばは毎日ひきたて打ちたてだそうで、二八ならではののどごしの良さがたまりません。

特に驚いたのは鴨肉の量の多さです。

今まで食べてきた鴨南ばんは、おそばの上に鴨ロースが2枚ほど、といったものがほとんどでした。
しかしこちらは、鴨肉を一羽まるまる捌いているとのこと。
これも「元祖鴨南ばん本家」仕込みなのだそう。

この一杯で鴨肉のいろいろな部位を味わうことができ、味や食感の違いを楽しめます。
一杯で食べ応えも抜群で、食べ終わる頃には体がホッカホカになっていました。

連れが頼んだのは「鴨せいろ」と、「ミニネギトロ丼」。

せいろはそば本来の味もしっかり楽しめるメニューです。

つけ汁にももちろんたっぷりの鴨肉が。
少し甘めの出汁に、これまた鴨の旨味がギュッとつまっています。

おそばだけで食べてみたり、たっぷりつけ汁を絡めて食べてみたりと、鴨南ばんとはまた違った楽しみ方ができて、こちらも魅力あふれる一杯でした。

ネギトロ丼もトロがたっぷりの大満足な丼ぶりで、おそばのおともにぴったりです。

通いたくなる、街にあったら嬉しいそば処

締めには欠かせないそば湯もいただきます。

そばの香りを最後まで堪能できて、幸せなひとときでした。

訪れた時期はちょうど冬季メニューも始まっており、見ているだけで温まりそうなラインナップです。
太打ちそばや、十割そばもメニューにあります。

通常の鴨南ばんにはおすすめの二八そばで提供されますが、プラス150円で太打ちそばに変更も可能なのだとか。

どれも店先の石臼で毎日ひいている自慢のおそばです。

店主さんご夫婦がとにかく朗らかなお人柄で、お忙しい時間帯にも関わらず、にこやかにお話してくださったのも印象的でした。

それを裏付けるかのように、平日の11:00すぎとまだお昼には少し早い時間にもかかわらず、次々と常連さんと思しきお客さんの姿が。

おそばのおいしさと、お二人の温かな接客で、ついつい通いたくなる「そば処 鴨南ばん」。
こんなお店が近くにあると思うと、うれしくなってしまいます。

次は何を食べようかな、とさっそく次回の予定も立てつつ、ホクホクした気分でお店をあとにしました。

お支払いは現金のみなのでお越しの際はご注意を。
みなさんもぜひ一度訪れてみてくださいね。

エリア情報

そば処 鴨南ばん

住所:神奈川県横浜市鶴見区江ケ崎町19-31
アクセス:JR南武線「矢向」駅から徒歩約14分
TEL:045-583-7819
営業時間:11:00~15:00(14:30LO)
定休日:木曜日
駐車場:あり