街中でピクニックが楽しめる!尻手駅徒歩10分「町のはらっぱ」
電車や車で通るたびに気になる「ここ何!?」スポット。
あなたにもありませんか?
鶴見区にも通り過ぎるだけでは何だか分からない「ここ何!?」スポットがたくさんあるんですよ。
そんな謎のスポットの一つを今日はご紹介します!!
電車から見えていた謎スポットは地域の憩いの場
横須賀線に乗って鶴見区内から都内まで通勤していると、住宅街の中にいきなりぽかっと、空き地のような緑の敷地が見えるんです。
いつも「なんだろう?」と思っていました。
仕事が休みの日にふと思い立ち、お天気もいいのでその空き地まで散歩に行ってみることにしました。
場所はJR 南武線矢向駅、尻手駅の間にあり、尻手駅からは歩いて10分ほど。
入り口には「町のはらっぱ」というなんとも歴史を感じるレトロな看板がかかっています。

調べてみると、どうやらだれでも自由に使えるはらっぱのようで、中では保育園の子どもたちがたくさん遊んでいます。
中にはまだハイハイをしている赤ちゃんもいました。
しっかりと管理されている原っぱとのことで、動物の連れ込みは禁止になっているそう。
犬のふんなども落ちていないので小さな子どもでも安心して遊べますね!
平日は保育園の子どもたちが遊びまわり、休日にはサッカーをする子どもやレジャーシートを広げてピクニックをする家族連れも訪れるそうですよ。
地域の人たちの憩いの場。まさに「町のはらっぱ」です!
実際に中に入るとそこまで広くはないものの、両側に木が立ち並び、誰かが植えたのか綺麗な花々が咲き乱れています。
両側に立ち並ぶ木はソメイヨシノで、桜の時期にはとてもきれいに桜が咲くんですよ。
はらはらと風にたなびく桜吹雪は電車の中からでもきれいに見えていました!
虫探しに木登り…まるで高原に来たみたい!
私が行ったのは5月のお天気の良い日だったので、風と日差しが心地よくてこれは確かにピクニックにぴったり!!
日当たりも良くて、草の香りが目をつぶると感じられます。
なんだか高原にでも来たみたいな気分。

両側に並ぶ桜の木に、子どもたちが思い思いに足をかけて木登りを楽しんでいます。
都会ではなかなか木登りなんて体験できないので、これは貴重な場所ですね。
また、ちょうちょやテントウムシ、カマキリにバッタまでたくさんの虫も発見できるとのこと。こんな虫探しを楽しめる場所もなかなかないのでは!?
家庭菜園の畑もはらっぱ内にあり、大根やきゅうり、なすなどが植えられています。
大根が土の中から頭をのぞかせていたり、まだ緑色のトマトが茎にぶら下がっている光景は大人でも興味深いものがあります。
すぐわきは線路になっていて、横須賀線、相鉄線、貨物列車に特急列車までさまざまな種類の電車が迫力満点に通り抜けていきます。

これは電車好きにはたまらない場所です!保育園の子どもたちも電車が通るたびに「貨物列車だ!」「NEXだっ!!」と歓声を上げて電車に手を振っていました。
地域に愛される「町のはらっぱ」
このはらっぱを住宅や公園にしようという声も上がっているそうですが、地元の役員さんが反対をし、今のはらっぱの状態で保たれているとのこと。
今はこういった何もない「はらっぱ」ってなかなかないですよね。
のんびりと安心して自然と触れ合える、貴重な場所。
ぜひ一住人としてもこのまま「町のはらっぱ」であってほしいと思います。

5月上旬には地域住民から寄付されたこいのぼり30流があげられるとのことです。
30ものこいのぼりが空を泳ぐ様はそれは素晴らしいそうですよ!
以前はすぐ近くにある矢向小学校がこのはらっぱを借り上げていて、農作物を作ったりさまざまな体験学習をしていたそうです。
地域にも愛されているはらっぱなんですね。
都会ではなかなか体験できない経験が身近でできる町のはらっぱ。ぜひお休みの日にお弁当をもって訪れてみてはいかがでしょうか?
エリア情報
町のはらっぱ
住所:神奈川県横浜市鶴見区矢向3丁目10‐26
アクセス:JR南武線「矢向駅」「尻手駅」徒歩10分
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