鶴見のまちがしゃべりだす!「下野谷小学校・汐入小学校ワークショップ」

今回は鶴見区内にある「下野谷小学校」「汐入小学校」でおこなわれたワークショップをご紹介いたします。
このワークショップは「weTREES TSURUMI」のみなさんが取り組むプロジェクトのメインプログラム「Connecting Dots in Tsurumi」という作品の一つです。
ワークショップのテーマは「まちとデザイン」。
子どもたちと一緒に楽しい時間を共有させていただきました!
まちをデザインするプログラム

ワークショップを担当するのは、国内外でグラフィックデザイナーとして活躍されているスイス人デザインユニット「so+ba」のアレックス・ソンダーレッガーさん(以下アレックスさん)。
スイスのお話やアレックスさん自身の仕事のお話を聞き、デザインについて学んだあと、いよいよワークショップがスタートです。

ワークショップの内容は丸いピンクドットの中に街を明るくするようなメッセージを書いていくもの。
メッセージが書かれたメッセージプレートは、鶴見小野駅を中心にお店やバスの中などいたるところに飾られます。
自分だけのメッセージプレートを街に飾って、街全体を盛り上げていくのがこのプログラムです。
「下野谷小学校」「汐入小学校」のみなさんとワークショップスタート!

アレックスさんのお話しを聞いてワークショップスタートです。

今回は「下野谷小学校」からは3年生のみなさん。

「汐入小学校」からは5年生のみなさんがワークショップに参加してくれました。

真剣な面持ちで取り組む子どもたち。

下書きを書いて友達同士でアイディアの交換をしていました。

準備ができたら本番のピンクドットプレートの制作に取り掛かります。
文字やイラストが自由にデザインされていきました。

子どもたちの手によってたくさんのメッセージが書かれていきました。

書き方に決まりがないのが、正しいやり方なのだとか。

もちろん取り組み方も!
リラックスしてワークショップに取り組む子どもたちの姿を見ることができました。

アレックスさんの似顔絵を書いている子どもたちも。

普段とは違う授業に子どもたちは「またやりたい!」と先生に笑顔で話していました。

メッセージやデザインが完成した子どもたちは、お互いのメッセージプレートを観ながら意見交換。
ステキなワークショップがおこなわれました。
ピンクドットがあふれる「しゃべるまち」へ

今回の「下野谷小学校」や「汐入小学校」のワークショップで作成されたメッセージプレートは、街に展示することで人と街がつながる役割にもなっています。
自分の書いたメッセージプレートが誰かの目にとまったり、誰かの書いたメッセージプレートが街の魅力を引き出すきっかけになっていきます。

鶴見を「しゃべるまち」に変えてくれるピンクドットメッセージ。
このメッセージたちが街に飾られるのが楽しみです。
今回のワークショップは、「下野谷小学校」や「汐入小学校」のみなさん、地域のみなさんなど、たくさんの方々が協力することで実現しているそうです。
ステキな取り組みですよね。
鶴見の街をもっとステキにしたい方々の気持ちが形になったワークショップ。
鶴見地域の魅力を改めて感じた時間となりました。
今後の「weTREES TURUMI」の活動にも注目です。
エリア情報
weTREES TURUMIワークショップ
住所:神奈川県 横浜市鶴見区小野町5ー2 伊勢屋酒店内
アクセス:JR鶴見線 鶴見小野駅から徒歩2分
京浜東北線 鶴見駅から徒歩20分
開催場所:横浜市立下野谷小学校
住所:神奈川県横浜市鶴見区下野谷町2丁目49
アクセス:JR鶴見線 鶴見小野駅から徒歩4分
京浜東北線 鶴見駅から徒歩16分
開催場所:横浜市立汐入小学校
住所: 神奈川県横浜市鶴見区汐入町2丁目36
アクセス:JR鶴見線 弁天橋駅から徒歩6分
京浜東北線 鶴見駅から徒歩25分

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