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「川崎」駅近くの「バインミーキムアイン」で本場ベトナムを食す!

2025.08.01

「川崎」駅界隈の歩き慣れたエリアで、ふと「本格味ベトナムサンドイッチ」ののぼりが目に入りました。駅周りの喧騒から少し離れたこちらの「バインミーキムアイン」は、ベトナム料理のレストラン。

ちょうど小腹が空いていたこともあり、入店してみると、コンパクトながらも活気にあふれ、本場の味にこだわる雰囲気がぎゅっと詰まっていました。

駅まわりから落ち着いたエリアに佇む本場感

「バインミーキムアイン」は、「川崎」駅から少し歩いた先の大通り沿いにあります。道ゆく人が思わず立ち止まりそうなのぼりと、楽しげなメニュー写真が目を引きます。

お店の扉を開けて中に入ると、すぐ目の前はキッチン。その両側に4席ずつのテーブルが並び、決して広くはないもののどこか居心地のよさを感じる空間です。

お昼前の時間帯に訪れたためか、すでにお客さんが数人。イートインの方もお持ち帰りの方も、各々がメニュー待ちの様子でした。そしてキッチン内のスタッフも、着席されているお客さんも、どこかベトナム語らしき会話が聞こえてきます。なるほど、現地の方にも愛されているお店であることがうかがえますね。

メニューを眺めると、バインミーだけでも数種類ありました。そのほかにも、おこわやビーフン、セットメニュー、さらには飲み物もさまざまあるようです。個人的に目を引いたのは「塩クリームコーヒー」というドリンク。ベトナムコーヒーは練乳が使われて甘い印象ですが、塩気と甘さの組み合わせが気になります……!

看板メニューをワクワクしながらオーダー

オーダーは、店内に入ってすぐの場所に設置された券売機で注文するスタイル。写真付きのメニューで確認してからこちらでオーダーするとスムーズですよ。

迷いながらも今回は、オーソドックスと思われる「バインミーキムアイン」を選択してみました!初来店のときに選びがちなのが「おすすめマーク」のついたメニューですが、実は私自身、バインミーが初めてだったのもありオーソドックスなチョイスにしました。

注文後の待っている間にも、お客さんが一人、また一人と来店。テイクアウトをする方も多く、さっと買ってさっと去っていくスタイルもまた、この町に馴染んでいるように見えました。

やがて手元に届いたバインミーはお店のロゴが入った包み紙に包まれていて、見た目からしてちょっとしたワクワク感があります。

ひと口かじった瞬間、バゲットの軽やかな歯ごたえとさっぱりしたハム、シャキッとした野菜、そしてエスニックなソースの風味が一体となって口の中に広がりました。家では真似できない、この独特なアジアンテイストなソースは外で出会うに限りますよね!

パクチーや辛味の調整も可能とのことで、好みに合わせて楽しめるのもありがたいところ。ちなみに私は、辛いものもパクチーも大好きなので、そのまま堪能しました。

細部から感じる本場さながらの味わい

食べ進めるうちに、改めてこのお店の「本場感」を実感しました。テーブルにはチリソースや魚醤のようなソースも常備されていて、途中で味変を楽しめるのがうれしいポイント。もちろん味変も堪能しました!

バインミーに限らず、エスニック料理はこうしたアクセントでガラリと印象が変わるので、自分好みの味を探る楽しみもあります。

ベトナム料理を日本向けにアレンジするお店も多い中で、現地の方が集うこの空間は、味も雰囲気もまさにベトナムそのまま!そんな場所が普段の生活のすぐそばにあるというのが、なんともおもしろい発見でした。

「バインミーキムアイン」は目立ちすぎない佇まいのなかに、異国のエッセンスがしっかりと息づいたお店でした。ランチの候補としてはもちろん、散歩の途中や運動後などの軽食にもふと立ち寄りたくなる、そんな魅力があります。

すでにこのエリアに親しんでいる人にとっても新しい発見となること間違いなし。ちょっと足を延ばして、いつもの景色の中に小さな旅を見つけてみませんか?

エリア情報

バインミーキムアイン

住所:神奈川県川崎市川崎区東田町8 パレール川崎イエロー館 1F
アクセス:JR東海道本線、JR京浜東北線、JR南武線「川崎」駅から徒歩約10分/京浜急行「京急川崎」駅から徒歩約8分
TEL:080-8891-8610
営業時間:10:00〜21:00(定休日なし)
駐車場:無