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紺屋町で長年愛されるアットホームな洋食店「フルーレ」

2025.09.25

「毎日食べに行きたい」

そんな風に感じる洋食レストラン「フルーレ」は、幸区紺屋町にあります。最寄りのJR南武線「矢向」駅からは徒歩約17分。住宅街の中にあり、地元のお客様でにぎわう人気店です。

昭和49年に喫茶店として家族経営でスタートし、進化しながらも代々受け継がれてきたお店。現在は3代目のオーナーさんが仕入れから仕込みまで1人でおこない、豊富な洋食の数々を丁寧に調理して提供しています。

レンガ模様の店内とアットホームな雰囲気

30席ほどの広さの店内は、レンガ模様の壁と柔らかな照明に包まれ、どこか懐かしい印象を受けました。テレビも設置されているので、1人で訪れても手持ち無沙汰になることはありません。

落ち着いた空間のアットホームさは、断然居心地が良いです。毎日訪れるお客様もいるそうですが、おいしいお料理に加えて、この雰囲気こそが常連さんを惹きつけて止まないのだと感じました。

季節ごとの「推し」メニュー

「フルーレ」では、季節ごとに変わるおすすめメニューが用意されているとのこと。冬には温かいスープなども登場するそうで、訪れる人を飽きさせない工夫が感じられます。

まだ暑さの残る9月上旬では、「推し」メニューとして三種類のカレーがありました。ドライキーマカレー・ローストスパイスビーフカレー・豆野菜カレー、それぞれ税込1,180円で味わえます。

スパイシーで香り豊かなものや豆・野菜を活かしたカレーが揃っており、カレー好きなら思わず試してみたくなる様な、わくわく感のあるカレー三種です。

クラシックなデミグラスハンバーグ

2〜3ページにわたる豊富なメニューには、オムライスやナポリタン、グラタンなど「これぞ洋食屋!」と思わせるお料理がずらりと並んでいます。

来店する前は大好きなナポリタンを注文するつもりだったのですが、メニューの中でひときわ存在感を放っていたハンバーグに心変わりをし、今回はデミグラスハンバーグ(税込1,150円)と小ライス(税込270円)を選びました。

10分も待たずに、熱々の鉄板にのったハンバーグがぐつぐつと音を立てながら運ばれてきました。湯気とともに立ちのぼるデミグラスソースの香りが一瞬で食欲を刺激します。

深みのある濃厚ソースは肉の旨味と絡み合い、最後の一口まで飽きません。お味噌汁とお新香が添えられて定食風に提供されるのもユニークで、お箸で食べる柔らかなハンバーグも日本人にはありがたいです。

熱い鉄板の上でいただくハンバーグの味わいは、王道の洋食店の醍醐味そのもの。満腹感と同時に「心変わりして正解だった」と感じました。次回は別のハンバーグやナポリタンも試したい、という期待が広がります。

オススメのストロベリーラテアイス

追加で注文したストロベリーラテアイス(550円)は、ホイップクリームと苺ソースがトッピングされ、甘さ控えめなのもうれしいところ。食後の口直しとしてもぴったりのアイスドリンクでした。

ストロベリーの他にバナナやあずきミルクがあり、シェイクかラテ、さらにホットかアイスの選択肢があります。いろいろ試して自分好みの味を見つけるのも楽しいですね。

カフェタイムも一押し!

「フルーレ」はカフェレストランとしての顔もあり、ドリンクやデザートのラインナップも充実しています。ブレンドコーヒーや紅茶のほか、ケーキやパフェなどのデザートも数種類揃っているので、カフェタイムにもぴったりです。

また、お水や麦茶などの飲み物は2杯目からセルフサービスになっているので、気兼ねなく過ごせます。

3代目のオーナーが地元に根ざして営む洋食レストランですが、キャッシュレスが多く普及する今も、支払い方法はあえて現金のみとのこと。手数料を価格へ転嫁せず、できる限りコストを抑えたサービスを提供したいからだそうです。地域密着店ならではの温かい判断だと感じました。

駅から少し距離はありますが、何度も通って同じお料理を食べるのも良し。違うお料理を試して好みの味を発見するのも良し。みなさまもぜひ一度「フルーレ」の洋食を味わってみてはいかがでしょうか。

エリア情報

フルーレ

住所:神奈川県川崎市幸区紺屋町92
アクセス:JR南武線「矢向」駅から徒歩約17分、JR東海道本線、JR京浜東北線、JR南武線「川崎」駅から徒歩約20分
営業時間:11:00~21:00 (L.O. 料理 20:00)
定休日:火曜日