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ふらっと寄れて楽しさ満点!地域に愛される「夢見ヶ崎動物公園」

2021.05.17

動物園というと、ゆとりのある休日に、計画をたててお出かけする場所のようなイメージがあるのではないでしょうか。

これからご紹介する「夢見ヶ崎動物公園」は、住宅街の中にあり、ふらっと公園感覚で立ち寄れる動物園なのです。

こういった動物園は、全国でもめずらしいのではないでしょうか?今回はそんな「夢見ヶ崎動物公園」の魅力をお伝えしたいと思います。

動物園なのになんと無料!

「夢見ヶ崎動物公園」は、川崎市が運営しており、入場料はありません。駐車場までもなんと無料で利用できます。これが公園感覚で利用できる理由の一つ。

近隣の方が自転車や徒歩で気軽に立ち寄れるのはもちろん、鹿島田駅や新川崎駅からも徒歩で行くことができます。

神奈川県内には他に、「横浜市立野毛山動物園」、「平塚市総合公園ふれあい動物園」、「万騎が原ちびっこ動物園」など無料の動物園がたくさん。無料の動物園巡りなども楽しそうですね!

アイドルはレッサーパンダとペンギン

小規模ながらさまざまな動物を見ることができる「夢見ヶ崎動物公園」。

シカやシマウマ、ラマなど大型の動物もいます。

中でも、子どもたちに人気なのがレッサーパンダとペンギン。

レッサーパンダは「アン」、「ファファ」、「ケイコ」の3頭がおり、室内でゴロゴロしたり、木に登って遊んでいる姿などを見ることができます。

その可愛さには大人もメロメロ!寝ていることが多いような気がしますが、何頭か寄り添って寝ている姿を見るだけでも癒されます。

ペンギン舎では、水槽が通路に面していて、泳ぐ姿を間近に見ることができます。

小さな子どもたちは、泳ぐペンギンの隣で走って競争を楽しんだりしています(笑)。

そんな遊びができるのも、ゆったりした「夢見ヶ先動物園」ならではかもしれません。

暑い夏の日には、気持ちよさそうに泳ぐペンギンを見るとこちらまで涼しい気分に。

個性あふれるサルたち

他にもおススメなのが、たくさんの種類のサルが集まるゾーン。

クモザル、リスザル、ワオキツネザルなどなど、見た目も大きさも異なるサルたちを見ることができます。

手がとても長い、頭に飾りをつけているみたい、しっぽがシマシマなどそれぞれの特徴をみるだけでも楽しい発見がたくさん。

他の動物に比べてさまざまな行動を見ることができるので、しばらく眺めてみるのもいいかもしれません。器用に餌を食べる姿など、人間みたいだなと思うことも…。

遊具で遊びや広場でピクニックも!

「夢見ヶ崎動物公園」にはちょっとした遊具と大きな広場があります。

じっと動物を見るのに飽きてしまった子どもは遊具で遊べるという便利さ。子育てをしている方にはおわかりいただけるのではないでしょうか。

そして、広場はシートを広げてお弁当を食べるのにぴったり。

「夢見ヶ崎動物公園」はなんと古墳の上にあり(!)、高台ならではの解放感があります。

出店やエアー遊具が登場するお祭りが開催されることも。

新川崎駅には改札外に「崎陽軒」があるので、シュウマイ弁当でピクニック♪も気分が上がりそうですね!

日常に寄り添う動物園

「夢見ヶ崎動物公園」は小規模な動物園なので、驚くような動物との出会いはないかもしれません。しかし、小規模でゆったりした動物園だからこそ、じっくりと動物を観察したり、お気に入りの動物を何度も見に行ったり、大規模な動物園とはまた違った楽しみ方ができます。

また、動物園を楽しむイベントも随時開催されています。

過去にはお気に入りの動物へメッセージを送る“年賀状コンクール”、“専門学校の学生による動物ガイド”など、これまた小規模動物園ならではのあたたかなイベントが開催されてきました。

「天気がいいから動物園行こうかな」、「今回のイベント面白そうだからちょっと行ってみようかな」。そんな感じで利用できてしまう、地域住民の日常に溶け込んだ「夢見ヶ崎動物公園」なのでした。

エリア情報

夢見ヶ崎動物公園

住所:神奈川県川崎市幸区南加瀬1-2-1
アクセス:JR南武線 鹿島田駅 徒歩約20分 JR横須賀線・湘南新宿ライン 新川崎駅 徒歩 約15分