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厄除けだけでなく美のご利益も!川崎大師「しょうづかの婆さん」

2022.07.11

関東三山のひとつ「川崎大師平間寺」。

初詣には年間約300万人の参拝者が訪れる川崎の人気名所です。

その境内に、知る人ぞ知るパワースポットがあるのをご存じでしょうか?

それが「しょうづかの婆さん」の像です。

美容にご利益があるとされており、お参りをすると、美肌や歯の痛みに効果があるといわれています。

そんな女性にうれしい隠れ参拝スポットは、川崎大師の一角にあります。

敷地も広く、見どころが満載の川崎大師境内にあるので、前を通りかかっただけでは見落としかねないほどマニアックな場所に位置します。

なので、事前に像の場所を把握してから訪れると便利です。

今回は川崎大師をよく知る地元住民ならではの目線で、隠れスポットをご紹介。

ぜひ川崎大師へ行かれる際の参考にしてみてください。

美人祈願ができるスポットへは裏手から!

「しょうづかの婆さん」の像への最短ルートは、川崎大師大本堂の裏手にある西解脱門から入るのがスムーズです。

一般的には正面入口の大山門から境内に入るため、初詣など参拝客で混雑するシーズンによっては門が閉鎖されていることも。門を通る際には注意が必要です。

西解脱門をくぐると、手前奥の左手に「しょうづかの婆さん」がみえます。

名前が書かれた大きな白い看板が目印です。

「しょうづかの婆さん」の像の横には、いわれについての説明が書かれていました。

人は死後、三途の川(さんずのかわ)を渡るといいます。

三途の川で亡者の衣服を剥ぎ取る老婆の鬼のことを葬頭河の婆(そうづかのば)といい、それがなまって「しょうづかの婆さん」と呼ぶようになったのだそう。

その昔は、川崎大師ではなく、品川のお台場に像があったといわれ「台場の久兵様」とか「歯のお地蔵さん」と呼ばれていたこともあったようです。

昔から、歯の痛みを癒やし、容貌を美しくすると信じられ、そのほかにも健脚や諸願をかける人が多く、香華(こうげ)絶ゆることがないのだそう。

そうした「しょうづかの婆さん」の話題を聞きつけて、芸能人やモデルなどが美容の成就を願って願掛けに訪れるんだそうです。

美容業界関係者からも一目置かれる「しょうづかの婆さん」。

美の神様にあやかって、キレイのご利益をいただきましょう。

べっぴん守も販売中!

また美人祈願のため「しょうづかの婆さん」にちなみ、しょうづかべっぴん守も売られています。

身も心も美しく健やかにという願いが込められたべっぴん守は、ピンク色で手のひらサイズの見た目がかわいらしく、女性から人気なのだそう。

美のご利益を得るためには、カバンやポーチなどに入れておき、身につけておくことが大切なんだそうですよ!

「しょうづかの婆さん」から少し離れたお守り授け所にて販売しているので、さらに美のご利益を得たいという人は一度みてみるのもおすすめです。

川崎大師は隅々まで楽しめますよ!

年に一度の初詣だけではなく、肌の調子や歯が気になるといった女性ならではの身近な美容の悩みを抱えた時は、気軽に「しょうづかの婆さん」へ訪れてみてはいかがでしょうか?

像をみるだけでも美容の運気が上昇しそうな「しょうづかの婆さん」。

隠れスポットとして心がやすらぎます。穴場なうちにぜひ一度訪れてみてくださいね!

エリア情報

しょうづかの婆さん

住所:神奈川県川崎市川崎区大師町4
アクセス:京急大師線「川崎大師駅」下車 徒歩約8分