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極上の天然温泉で癒やしのひとときを。幸区「縄文天然温泉 志楽の湯」

2021.10.22

日頃の子育てや仕事などで「身体がなんとなく重たい…」。

そう思った時、「志楽の湯」を思い出しました。

「志楽の湯」は、幸区にある日帰り温泉。
都会とは思えないほど緑豊かな敷地で、極上の温泉を楽しめる場所です。
露天風呂大好きな私、さまざまなこだわりが詰まったこちらの岩風呂が大好きなんです。

今日は縄文の自然を思わせる天然温泉「志楽の湯」を、みなさんにご紹介します。

矢向駅から歩いて数分の好立地

「志楽の湯」は、JR南武線「矢向」駅から歩いてすぐ。
駐車場も広々としていますが、土日や年末年始は混むので公共交通機関をおすすめします。

初秋の今、私がおすすめする時間帯は、夕方。
散歩を兼ねて歩いて来館すると、帰る頃には頭上に夜空が広がっています。
風も涼しく、とても風情があります。

一歩、足を踏み入れればそこは「ふるさと」

「志楽の湯」のコンセプトは、「都会にふるさとを」。
昔、矢向駅周辺には、縄文時代から続く森が広がっていたそうです。
その頃をイメージできるような、緑あふれる敷地と懐かしさを感じる建物。
温浴施設に行くというより、田舎の祖父母の家に帰省するような気持ちになります。

そこかしこに感じる素朴な温かさ

入口脇にはシカの親子が。
入ってすぐの場所には、見事な栗の木の枝が飾られています。

木の臼(うす)をはじめとする道具類は、全て実際に使われていたものだそうです。
2人で来場したお客さんが写真を撮っていました。
駐車場も建物付近も、静かで落ち着いた雰囲気です。

お得な回数券でより気軽にリフレッシュ♪

入ってすぐ靴を脱ぎ、フロントで受付。
タオル類や館内着の貸し出しもあるので、手ぶらで来ても大丈夫。

おすすめは、こちらで販売している「回数券」。
10枚綴りで、私は夫と二人で使っています。

買い物くらいしかすることがなくて、とくに予定のない休日。
そんな時は、すぐに行ける「志楽の湯」に足を運んで、ぼーっと時間を過ごす…。
便利すぎて、わりとあっという間に使い切ってしまいます。

化石海水の温泉ですべすべのお肌に!

受付を済ませて、お風呂へ。板張りの廊下はぴかぴかに磨かれています。
歩くと、カラコロと気持ちの良い音。この廊下も風情を感じる場所です。

温泉は内湯と外湯に分かれています。

まずは内湯。
とっても広くて、露天風呂よりも若干熱めです。
深さがあるので、肩まで浸かって身体を温めるのにぴったりです。
冬は冷え症に悩む私、まずはこの内湯で指先まで温まってから露天風呂に行っています。

そして、露天風呂。
「志楽の湯」は、この露天風呂が名所なんです。
工事の総指揮をとったのは、温泉の設計士として名高い後藤哲也さんという方。
岩風呂に使われている石は全て自然のままです。

この石がすごく良い!
「ちょっと背もたれがほしい」「座りたい」という時に、ちょうど良い位置と角度で埋められているんです。
この絶妙な加減はぜひ体感していただきたいです…!

温泉は、地下深くからくみ上げた化石海水。
大昔、この場所が海だった頃の海水が温泉として湧き出しています。

土中の岩や植物のミネラル成分をたっぷり含んだお湯は、天然の化粧水。
お店の方いわく、温泉から上がった後は少し水気を肌に残すくらいが良いそうです。

湯上がりはレトロモダン風のお休み処で

温泉から出た後は、レトロモダン風のすてきな休憩スペースでのんびり。
「志楽の湯」は、お風呂から上がった後の「楽」しみを大切にしています。

大正ロマン風の建築やアンティークが好きな私。
ここでぼーっとしていると日頃のドタバタを忘れて癒やされるんです…。

ソフトクリームやおにぎりなど、小腹が空いた時の軽食も用意されています。
畳の上でおしゃべりをしながらつまむのにぴったりですね。

食事を楽しみたい時はお食事処「志楽亭」へ

「志楽の湯」の隣には、そばレストラン「志楽亭」があります。
温泉施設より少し奥まった位置にあるので、まさに「隠れ家」風。
こだわりのそばと丼ものをセットにしたランチが人気です。

「志楽亭」のみの利用ももちろんOK。
私がメニューを見ている間にも、まっすぐ入っていったお客さんが何組かいました。
静かなお店で普段よりもちょっと良いものを食べたい…という時にぴったりです。

川崎生涯研修センターに宿泊できる特別プランも!

敷地内には、「川崎生涯研修センター」という研修・宿泊施設があります。
こちらに宿泊した上で、「志楽の湯」を利用できるお得なプランも。

我が家に泊まってもらいたいけど、空いている部屋がない…。
そんな時にこのプランが使えたら、満足してもらえそうですね。

空に向かって伸びる栗の若木

「志楽の湯」では、目立たないけど大切にされている木があります。
それは、駐車場に入ってすぐの場所にある、栗の木。

長年、土地を見守ってきた木は枯れてしまいました。
が、その根元から分かれた木が、新しい命としてぐんぐん伸びているそうです。

質の良いお湯と、心尽くしの内装。
そこには、ここを訪れたお客さんに健やかに過ごしてもらいたい気持ちがこもっています。

各所にこめられた健康への願いが、健やかに育つ栗の若木にどこか重なる気がしました。
みなさんも「志楽の湯」で、夏の疲れを癒やしてくださいね。

エリア情報

縄文天然温泉 志楽の湯

住所:神奈川県川崎市幸区塚越4-314-1
アクセス:
JR南武線「矢向」駅より徒歩6分
川崎市営バス、臨港バス「戸手小学校前」より徒歩5分
TEL:044-533-8888
営業時間:
10:00-24:00
8月を除く毎月第3水曜日は15:00-24:00
※営業時間等は変更する場合がございます。
注意事項:
入館は5歳以上の方およびオムツを着用していない方に限ります