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川崎市唯一の国宝「秋草文壷」ゆかりの場所!北加瀬熊野台公園

2023.10.29

今日は「新川崎」駅から徒歩約15分の「北加瀬熊野台公園」をご紹介します。
一見するとよく見かける普通の公園ですが、よくよく見ると入口には石柱が建っています。

これは川崎市唯一の国宝である「秋草文壷」ゆかりの石柱なんです!
今回は公園紹介と合わせて、幸区の歴史に触れてみます。

北加瀬熊野台公園について

「北加瀬熊野台公園」は閑静な住宅街にある公園です。
白山幼稚園から、道路を挟んだ目の前に公園の入口があります。道路自体は大きくありません。
石柱に気づかず通り過ぎてしまう人が多いので、入口の横をよく確認しましょう。

公園内には大型複合遊具やブランコがあり、ベンチも7台あります。
大型複合遊具には、小さいすべり台から大きいすべり台まであるので、小さなお子さんでも遊ぶことができますよ。

公園内の広場では、小学生がサッカーをしたり近隣の保育園児たちが追いかけっこをしたりして遊んでいる姿をよく見ます。入口は広くありませんが、奥の広場は広いのでボール遊びをしている子が多いです。

周辺には幼稚園や保育園があります。幸区は子どもが多いので夕方になると子どもたちがたくさん集まってきます。
ちなみに「北加瀬熊野台公園」にお手洗いはありませんので、ご注意ください。

周辺には「コトニアガーデン新川崎」や「北加瀬こども文化センター」、また「夢見ヶ崎動物公園」があります。

「北加瀬熊野台公園」と「コトニアガーデン新川崎」は遊歩道で繋がっています。接続する部分に小さいお子さん向けの遊具もあるので、飽きずにたくさん遊べそうですね!

遊び疲れたら、「コトニアガーデン新川崎」のカフェで一服したり気分転換にお買い物したりするのもおすすめですよ。

公園は住宅街の中にあるので、徒歩や自転車で来る人を多く見かけます。

国宝「秋草文壺(あきくさもんつぼ)」

川崎市幸区には、加瀬山という山があります。
加瀬山は長さ約750m、幅約150m、標高約35mで、かつて東京湾まで一望できたそうです。
加瀬山の土地の大部分は、夢見ヶ崎公園・動物公園が占めています。

加瀬山では、これまでに3つの歴史的発見がありました。
1番目が「南加瀬貝塚」、2番目が「秋草文壷」、3番目は大小さまざまな「古墳群」です。

今回注目するのは、2番目の「秋草文壷」です。「秋草文壷」は、骨を納める壺。
これは1942年に加瀬山(古墳近辺)の民家から発見されました。

工事中に偶然発見されたその壺は、なんと現在では国宝に認定されているんです!
壷の表面には、すすきや柳、そしてとんぼの文様が流麗な筆致で描かれているそうです。

参考:https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000000051.html

壺は発見後に慶應義塾大学が所蔵し、現在は東京国立博物館で展示されています。
状態が良いそうで、日本陶器史上の優品と言われています。

北加瀬熊野台公園の入口付近にはこの「秋草文壷」ゆかりの石柱が残されています。
ただ歩いているだけでは見落としてしまいがちな石柱ですが、国宝ゆかりの土地。入口で少し足を止めてぜひ歴史に触れてみてください。

複合遊具や歴史ある国宝にまつわる石柱など、魅力あふれる「北加瀬熊野台公園」にぜひ足を運んでみてください。

エリア情報

北加瀬熊野台公園

住所: 神奈川県川崎市幸区北加瀬2丁目12-6
アクセス:JR湘南新宿ライン、JR横須賀線「新川崎」駅徒歩約15分