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健康のご利益がある川崎の神社「川中島神明神社」

2022.07.06

川崎区川中島のごりやく通りにある「川中島神明(しんめい)神社」。

創建から約670年以上の歴史ある神社です。

境内には通称・せきの神様といわれる歳(さい)の神がお祀りされており、せきやぜんそく、風邪に悩む人々を癒やしてきたのだそう。

古くから地域の人々の拠り所となっているパワースポットへ行ってきたので、ご紹介いたします。

せきの神様が眠っています

「川中島神明神社」は川崎大師平間寺のお膝元にあります。

地域住民だけでなく、川崎大師への参拝のあとに立ち寄る人も少なくないそうです。

神社の前の道はごりやく通りになっていて、最寄りバス停からも徒歩約3分と交通の便がよい場所にあります。

二つの鳥居と社殿、境内にお堂がひとつとシンプルな造りで、静寂な雰囲気が漂っています。

実際に訪れてみると、どこか格式の高さが感じられる空間になっていて、神社内に足を踏み入れるだけで、心が洗われるようなすがすがしい気持ちを感じました。

ご祭神は天照大神を祀っており、境内には道祖神である歳の神と白衣観音石像(びゃくえかんのんぞう)が安置されているそうです。

赤ちゃんを抱いた姿の歳の神は、せきの神様として知られており、お堂の前にはせきの神様と赤字で書かれたのぼりが立っています。

子育てをしている地蔵の姿は珍しいもので、風邪や百日せき、喘息、インフルエンザなどにご利益があると有名なのだとか。

そのため、昔から風邪などの予防や快癒を祈願する人々が大勢参拝に訪れ、お堂に奉納されている麻のひもを首に巻きつけて願掛けをしていたようです。現在では両手をあわせて願掛けをするとのこと。

このせきの神様の情報を知り、市外からも人が訪れるそうですよ。

創立600年祭の記念碑もあります

鎌倉時代の建武1334〜1335年に創建された「川中島神明神社」は、1935年(昭和10年)の600年祭が行われたときに、鳥居と記念碑が奉納されました。

記念の石碑は、川崎市出身である昭和初期の政治家・鈴木喜三郎(きさぶろう)氏が書いたものだそうです。

川崎の地のゆかりの人物により奉納された記念碑。

現在では約670年以上の月日が流れ、地域の歴史の記憶に残るものとして大切に取り扱われています。

「川中島神明神社」の御朱印については、年に一度の川崎大師サマーフェスタの開催日でしかいただけないレア御朱印なんだそうです。

毎年海の日に開かれるため、今年は7月18日(月・祝)にゲットできるチャンス!

御朱印にご興味のある方は、この機会にぜひ行かれてみてくださいね。

神聖な場所でリフレッシュしましょう!

神社によっても強いエネルギーを感じるところや、癒やしパワーに満ちたところなどパワースポットの種類はさまざまです。

川崎区はさまざまな神社が近辺に存在しているので、気軽にパワースポット巡りをできるのが魅力ですよ。

今回ご紹介した「川中島神明神社」は癒やし系スポットのひとつです。

ご利益を求めて、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

エリア情報

川中島神明神社

住所:神奈川県川崎市川崎区川中島1-12-12
アクセス:JR京浜東北線・東海道線・南武線 川崎駅東口より臨港バス乗車、「川中島」下車 徒歩約3分