ナイス株式会社はおかげさまで70周年

ハマ・サキマガジンはナイスがお届けする地域応援情報メディアです。

川崎港や工業地帯の夜景が無料で楽しめるスポット「川崎マリエン」

2022.03.16

無料で開放されている市民の憩いの場「川崎マリエン」。

工場夜景が楽しめる人気のスポットです。

川崎港につながる海底トンネルを抜け、住宅地から少し離れた工場地帯の扇島にあります。

日本夜景遺産にも登録された川崎の絶景をみてきました!

川崎マリエンとは?

川崎駅からバスを経由して「川崎マリエン」前に到着。

バス停からすぐに施設の入口があります。

工場地帯が発展している川崎で、市民と港の交流を深めるために生まれたコミュニティー施設です。

正式名は「川崎市港湾振興会館」で、「川崎マリエン」という愛称で市民から愛されています。

「川崎マリエン」の愛称は一般公募から選ばれました。

応募数959点の作品の中から、親しみやすくわかりやすい愛称ということで、世界に広がる海の玄関をイメージし、「マリン」と「エントランス」を組み合わせた造語から、「川崎マリエン」が採用されたのだそうです。

館内は屋内施設と屋外施設で構成されています。

屋内施設は、展望室のあるタワー棟とサメの展示やマリエンシアター、体育館、会議室、トレーニング室などがある交流棟、一般は立ち入り禁止の業務棟があります。

屋外はテニスコートやバーベキュー場など、緑が気持ちよく、港の風を感じながら過ごせる施設です。

屋内施設の入口すぐのところに川崎港開港70周年記念をお祝いする幕が飾ってあります。

川崎の産業と市民の暮らしを支え続けている川崎港の歴史を感じます。

館内のいたるところに描かれているのが、施設の誕生にあわせて生まれた、川崎マリエンと川崎港のシンボルキャラクター「川丸(かわまる)くん」です。

小さなお子さんからも愛されるかわいいゆるキャラです。

一緒に記念撮影ができるパネルもあります!

迫力満点!ホオジロザメのはく製

交流棟1Fのエントランスホールには、2005年に川崎港千鳥運河で発見された世界最大級のホオジロザメのはく製が展示されています。

全長4.85mのオスのホオジロザメはかなり見応えがあります!

はく製には「かわジロー」という愛称が付けられていて、愛着が湧きます。

施設の愛称同様、一般公募によって選ばれたものだそうです。

映像で学ぶ!マリエンシアター

隣には100インチ以上もあるスクリーンで、川崎港のあれこれを紹介してくれるコーナーがあります。

定期時間になるとスクリーンに映像が映し出され、川崎港や海運に関する映像が流れます。

直径5mの巨大ジオラマ現る!

お目当ての展望室はエレベーターで10Fに上がったところにあります。

川崎臨海部の工場を一望できる展望室には、日本初となる案内タッチパネルや巨大ジオラマが展示されています。

床面に設置された巨大ジオラマは、直径5mの円状になっていて縮尺2000分の1の航空写真をもとに作られたそうです。

ジオラマの上に立ってのぞき込むと、まるで空中遊泳をしているかのような不思議な体験ができます!

360度鑑賞できる回遊式展望室

地上51mに位置し、360度見渡せる回遊式展望室。

京浜運河沿いの工業地帯を一望できます。

南西には横浜ランドマークタワー、北には東京タワーや東京スカイツリー、羽田空港に離着陸する飛行機もみえます。

東京湾に浮かぶ大型船の明かりや海ほたる、アクアラインの光も確認できます。天候によっては木更津、袖ヶ浦周辺を中心とした千葉県の夜景も楽しめます。

足元の倉庫群やコンビナートも、日中と夜ではまた違う表情をのぞかせてくれるので、夕暮れから夜の鑑賞がおすすめです!

春らしい陽気になり、お出かけしやすくなった今日この頃。

子どもも大人も楽しめるスポット「川崎マリエン」に行ってみませんか?

絶景を堪能できる展望体験は思い出になること間違いなしです!

エリア情報

川崎マリエン

住所:神奈川県川崎市川崎区東扇島38-1
アクセス:JR京浜東北線・東海道線・南武線 川崎駅東口より臨港バス乗車、「川崎マリエン前」下車すぐ
TEL:044-287-6000
営業時間:9:00~21:00
定休日:年末年始およびマリエン臨時休館日
※都合により、営業時間が記載と異なる場合がございます。