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創業は昭和3年!川崎に愛され続ける昭和レトロなパン屋「ベーカリーフクナガ」

2023.11.28

「川崎」駅から歩いて8分ほどの場所にある平和通り商店街。その一角にあるのが、『ベーカリーフクナガ』 です。

創業は、なんと昭和3年(1928年)!もう少しで100周年を迎えようという老舗ベーカリーをご紹介します。

私が訪れたのは、午前10時過ぎでした。
行き方は、JR「川崎」駅東口を出て、川崎市役所通りを直進。市役所前東の信号機が見えてくるので、その角を右折し、真っ直ぐ進みます。三角公園で二手に分かれた道を左側に進むと、ベーカリーフクナガがみえてきます。

昭和レトロを感じる店内のショーケースや照明

店内にあるショーケースや照明は、昔ながらのレトロな雰囲気。

左の窓側には惣菜パン、真ん中は菓子パンが並んでいます。種類ごとに分けられ、見やすい配置!

どこか懐かしい感じで、親しみやすい印象をうけます。
イートインスペースはなく、テイクアウト専門。テレビや雑誌にも度々取り上げられている有名店です。

不動の人気ナンバーワン!ベーカリーフクナガの名物コッペパン

ベーカリーフクナガの不動の人気メニューは、コッペパン!
1日40個くらい作るそうで、予約する方が多いんだとか。
コッペパンは、11時半〜販売されるため、私は焼き上がりよりも少し早めにお店に行くことにしました。

コッペパン以外にも、多くのパンが200円以下の価格設定になっています。
お子さんのおこづかいでも買いやすい価格なので、塾や部活帰りの学生さんも立ち寄りやすいですね。

今回の私の購入品は、焼きそばパンと黒糖+黒胡麻+きな粉パン!

・焼きそばパン(190円)
紅ショウガがアクセントになっています。焼きそばに絡んだ甘辛ソースはどこか懐かしく、やさしい味がしました。

・黒糖+黒胡麻+きな粉パン(105円)
香ばしい 黒胡麻ときな粉で食欲をそそります。 きな粉に黒胡麻がアクセントになり、普通のきな粉パンとは一味違うおいしさでした。ただ、このきな粉パンはきな粉が落ちやすいため、すぐに食べる際は要注意!
時間が経つときな粉がなじみ、しっとりとした食感を楽しむことができました。

川崎工業地帯の人々を支えるベーカリーフクナガ

昭和3年から続くベーカリーフクナガのオーナーは、現在で3代目。川崎は古くから工業地帯として栄えているエリアです。

工場に勤めている方たちも、たくさん来店されていました。
そこでお店では「︎肉体労働の人たちに安くてボリュームのあるパンを。」という創業者の考えを受け継ぎ、全体的に1サイズ大きめのパンを作っているそうです。

確かに店頭に並ぶパンは、どれも存在感があって小ぶりなものはあまりないようにみられました。
また、他では見ないような「レモンカレー」「たこ焼きⅡ」という珍しい名前の惣菜パンもみつけました。

余談ですが、地元在住の友人に聞くと、学校給食のパンがこのお店のものだったとか。

朝8時から空いているので、通勤通学に朝ごはんを買ってから向かうのもおすすめです。

地域密着型で地元の人々に愛され続けている、ベーカリーフクナガ 。

川崎っ子に愛されるパンを、食べてみる価値ありですよ!


エリア情報

ベーカリーフクナガ

住所:神奈川県川崎市川崎区東田町10-12
アクセス:JR東海道線、JR京浜東北線、JR南武線「川崎」駅徒歩約8分
     京浜急行「京急川崎」駅東口徒歩約8分
営業時間:8:00~19:00
定休日:日曜・祝日
駐車場なし
電話番号:044-222-4495