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「鹿島田」駅近く!自分だけの革鞄に出会える「Vendange/ヴァンダンジュ」

2026.02.09

仕事やおでかけ、ちょっとしたお買い物など。バッグは生活の中で、なくてはならないものです。
プライベートも仕事もリュックサックがメインの私は、そろそろお気に入りのバッグを見つけたいなと思っていました。

そこで私は、下平間にあるハンドメイドで革鞄や小物などを制作・販売しているお店「Vendange(ヴァンダンジュ)」を訪れました。

「鹿島田」駅から徒歩で約8分。ハンドメイドのお店Vendangeにたどり着きました。
壁の色やドア、窓枠、お店のロゴの色やデザイン、ひとつひとつにこだわりを感じます。

窓のデザインもまるで外国のショップのようでステキです。
ガラスがピカピカで、鏡のように反対側にある建物を映していますね。

窓に近寄ってみました。かわいいフォルムのバッグがディスプレイされています。
色といい形といい、本当にステキなデザインと優しい色合いで、しかも使い勝手も良さそうです。バッグもさることながら、棚やレースもおしゃれです。

さっそく店内へ入ります。どんなお店か楽しみです。

ゆったりとした時間が流れている店内

ドアをそっと開け、お店の中へ。
中に入ると、あたたかい照明や味のある棚などの什器、塗装がはげたグリーン系の柱が目に飛び込んできました。落ち着いた色合いで深みを感じさせる店内に、緩やかな時間が流れているような感覚になります。

「いらっしゃいませ」と、店主さんが中から優しくお声かけくださいました。

お店の中です。
訪れた日は天気もよく、あたたかな陽の光が大きな窓から店内にさんさんと差し込んでいました。
心地よい空間に緑、紫、ピンクなどの色とりどりの作品が展示されています。空間と什器とお店の作品とが調和し、まるでひとつの作品のようでした。

こんなお部屋に住みたいなぁ……

ここにしかない、ハンドメイドの鞄

天井から下がっているバッグがありました。こちらは、クードゥーという動物の革を使用した小さめのショルダーバッグだそうです。クードゥー?初めて聞いた言葉でした。

バッグの中の一つを店主の齋藤さんが持ってくださいました。
サイズ感がわかりやすいですね。
ポケットのボタンは真鍮製で、こちらもハンドメイドなのだそうです。
あたたかなブラウン系のバッグに手作りの真鍮のボタン、使いやすそうな上におしゃれです!

黒のバッグです。こちらもクードゥーの革を使っています。写真には写っていませんがマチがしっかりあり、物もたくさん入りそう。

後ろに写っているのは色とりどりのキーケースたちです。

黒いバッグの内側です。中を見てびっくり!表とは違った表情をしていました。
使っている生地のデザインは、ウィリアム・モリスの「いちご泥棒」というものです。
このデザイン、よくバッグの表として見かけますが、「うちではバッグの中に使いました」と齋藤さん。

表はシンプルでかっこよく、バッグを開けると色あざやかなデザインが展開されるなんて。目立たない部分にこそ遊び心を、という齋藤さんの粋を感じました。

「お店には、国内ではすでに流通していない革を使用して作ったものが多くあるんですよ」と齋藤さん。そしてたくさんあるストックの中から加工前の一枚を見せていただきました。

広げた革の一部を指差し、「野生動物なので、よく見ると傷が入っているんです」と教えていただきました。いばらの道を通ったりするときに、体に傷がつくのだそう。確かにいろいろな傷が入っていました。傷も作品の一部なんだなと、ふと思いました。

先ほどご紹介したクードゥーですが、アフリカに生息している牛と鹿の間のような動物で、そのなめらかな革で作った品を求め、マニアの方がよく購入されるそうです。

希少性の高い革を使ったハンドメイド作品だなんて、世界にひとつしかない、自分だけの宝ものですよね。

時間の経過を楽しむ革と色

バッグ以外に、小物もたくさんありました。
こちらは色とりどりのスマートキーケース。優しいトーンの色が本当にステキです。

お店には優しい色合いの作品が多く、その色に惹かれていたのですが、実はこれらは齋藤さんの手染めなのです。そのためよく見るとグラデーションになっている部分があり、それがまた作品に味わいを作り出していました。すべてがハンドメイドなので、もちろんまったく同じものはありません。でも、それが良いのです。

IDケースです。普段よく使うものもあり、作品の幅の広さが本当にうれしいです。

時間とともに、紫から深く黒に近い色へと変化する革

「革はずっと使い続けることにより、経年劣化と呼ばれる、味わいのある色への変化が起こります」と教えてくださいました。例えば元の色が紫だと、だんだんと黒に近い色へと変化するとのこと。写真はその例なのですが、こんなに変化するものなの?と本当にびっくり。
革製品だからこそ味わえる、おもしろさの一つですね。

他にも水色がグリーンに、グレーが茶色にと、いろいろな変化のパターンを見せていただきました。

使い手と同じ時間を刻みながら作品も変化していくなんて、まさに一生ものです。

たくさんの革の色見本を見せていただきました。
基本はこの中から好みの色を選ぶそうです。この中に希望の色がない場合は、相談に乗って
いただけるとのことです。

作品ごとの色については、お店HPで確認することをおすすめします。


こちらはハンドメイドのボタンです。
一枚の真鍮の板を切ったりたたいたりして、作成されるそうです。なんと、すべてのバッグの装飾品は手作りだそうです。
それにしても模様が繊細で、かわいすぎる……。

実はこのボタン、付け替えも可能だそうです。

すべてが一期一会

アクセサリーやキーホルダーもありました。

Vendangeにはまだまだステキな作品がたくさんあります。すべてをご紹介できないのが残念なくらいです。

素材や工程にこだわり、納得のいく作品を作る。

タイパ・コスパという言葉に少々疲れていた私にとって、時間の経過とともに深みを増していくハンドメイドの革製品は、心に安らぎを与えてくれました。

Vendange/ヴァンダンジュで、きっと自分だけの宝物が見つかると思います。
あなたも探しに行ってみませんか?

エリア情報

Vendange/ヴァンダンジュ

住所:神奈川県川崎市幸区下平間24-7 塩沢ビル1F
アクセス:JR南武線「鹿島田」駅東口から徒歩約8分
     JR横須賀線、JR新宿湘南ライン「新川崎」駅から徒歩約11分
営業時間:11:00〜19:00
定休日:火曜日、木曜日
店舗HP:作品の詳細やお問い合わせはホームページからお願いします
https://vendange.shop/