誰でも買い物できる!活気あふれる幸区の台所「川崎幸市場」
街中にある市場といえば東京の「築地市場」が有名ですよね。
でも、実は幸区にも市場があるんですよ!知っていましたか!?
その名も「川崎幸市場」。
正式名称は「川崎市地方卸売市場南部市場」といいます。
実は私もその存在は知ってはいたものの、中に入ったことはありませんでした。
でもいつも気になっていたんですよね…。
今回はこの「川崎幸市場」を訪問してみたのでご紹介したいと思います。
一体どんなところでしょうか!?
基本的に営業は12時まで!!
ドキドキしながら向かった「川崎幸市場」。
一般の人も買い物できる開かれた市場なので、緊張する必要はないのですが…それでも初めて足を踏み入れるところってなんだかドキドキしちゃいますよね。
市場中央にある大きな屋根の建物は、一番奥まで見通すことができないほど奥行きがあります。入り口にはフォークリフトがあってまさに市場という感じ!
入り口には案内板もありました。
一般の人にもわかりやすいように、その場所で扱っている商品がマークで表示されていました。これなら目当ての場所に迷うことなくいけますね。
「川崎幸市場」では、お花・青果・水産物・調理用品などを扱っているようです。
それにしても、がらんとしていてほとんど人がいません。
おかしいなぁ?と思っていると、なんと市場の営業時間は6時~12時とのこと。
確かに市場って朝早くから開きますもんね。
現在13時。どうりで人がいないわけです。
それでもまだ開いているお店もいくつかありました。
静まりかえった広大な市場内を歩くのは、貴重な経験で楽しかったです。
食堂には隠れた名店が
「川崎幸市場」の中には、小さいながらも食堂が並んでいました。
実はこの食堂がネットの口コミで「隠れた名店!」「安くてうまい」と話題なんです。
私が訪れた13時ごろも、お店をのぞき込むとお客さんが店内には何組かいて、食事を楽しんでいました。朝早くから働く市場の人たちが利用することもあってか、朝9時ごろはかなり込み合うようです。
逆にお昼時には比較的すいているようなので、一般の利用客にはありがたいですね。
定食屋、中華料理屋、うどん屋、チャーシュー丼のお店の4店が並んでいます。
特に定食屋の「水喜」というお店は、東京都の八重洲にもお店があるようです。八重洲のお店は、かなりの人気店とのこと。
残念ながら、この日は食事の予定はなかったのでお店を眺めるだけでしたが、近々食事をしに行く予定なのでまた感想をお伝えしたいと思います!
見逃せない!活気あふれる「いちばいち」
「川崎幸市場」では、毎月第二土曜日に「いちばいち」が開催されます。
この「いちばいち」は大人気の市で、なんと毎月1000人を超える人が訪れるそうです!
私もたまたまこの「いちばいち」の日に、市場の前を通りかかったことがあります。たくさんの人がビニール袋を両手にぶら下げて、市場から出てきていました。
なんとも活気あふれる雰囲気でしたよ!
一番人気はやはり新鮮な海産物!マグロを目当てに訪れる人が多いとのこと。
また、普段は一般の人には売っていない、青果・お花もこの「いちばいち」の日は販売されます。オリジナルのフラワーアレンジメントも手に入るようですよ。
見逃せないイベントですね!!
「いちばいち」はもちろん、新鮮な海産物やおいしいご飯を目当てに足を運んでみる価値がある「川崎幸市場」。ぜひみなさんも訪れてみてはいかがでしょうか?
市場内のお店は閉まるのが早いので、目覚まし時計をセットして早起きして向かってくださいね。
エリア情報
川崎幸市場
住所:神奈川県川崎市幸区南幸町3-126-1
電話番号:044-223-7140
営業時間:店舗 6:00~12:00(店舗により異なる場合あり)
食堂 6:00~14:00(店舗により異なる場合あり)
休業日:日曜日(店舗により異なる場合あり)
最寄り駅:JR南武線 尻手駅より徒歩5分
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