戦前から続くレシピで作られた川崎の名物!あんドーナツが食べられる「太平屋」
川崎区役所近くを歩いていると、趣のある昔ながらの和菓子屋さんを発見しました。
JR「川崎」駅東口からは歩いて8分ほどで、国道15号線沿いにあります。
横断歩道の目の前にあり、赤いテントが目を惹きつけます。
この記事では、戦前から続く赤いテントが目印の和菓子屋『大平屋』を紹介します。
(※商品価格は2023年10月時点)
区役所や病院へ行く途中で立ち寄れる昔ながらの和菓子屋さん
川崎市内には、他にも大平屋というお店がありますが、それぞれ経営者が違うとのことです。
こちらのお店は、先ほども述べたように戦前から続いているお店。
現在は3代目になるのだそうです。
テイクアウトがメインですが、店内には椅子とテーブルが2セットあります。
店内で食べることができるのか確認すると、食べることも可能ということでした。
ショーケースにならぶ和菓子は、すべてご夫婦の手作り
和菓子は全部で20種類程度!
ご夫婦二人で、すべて手作りされています。
心をこめて作られた和菓子が、お行儀よくショーケースに並んでいます。
おまんじゅうやお団子といった定番の和菓子だけでなく、あんドーナッツ、赤飯やおこわなども販売しています。
店主は見た目はクールな印象でしたが、お声かけしてみると、とても親切な方。
商品について尋ねると、丁寧に教えてくださいました。
一つ150円!太平屋の名物は、なんといってもあんドーナッツ!
太平屋の名物は、なんといってもあんドーナッツ !
あんドーナッツは、戦前から続くレシピで作られています。
1個150円 で、人気の商品です。
中には、こし餡がたっぷり。
生地が厚すぎないため、胃がもたれることもありません。
ドーナッツというより、和菓子っぽいあんドーナッツ。
中のあんこは甘さが控えめで、ドーナッツにびっしりかかっている砂糖と合わさると、ちょうどよい甘くなっています。
実は私の母が、この店のあんドーナッツが大のお気に入り!
ここのお店の味が忘れられず、別の店でもあんドーナッツを買ってくるようになったのですが、太平屋さんのあんドーナッツが特別おいしいんだとか。
私もどこか懐かしさを感じさせる味に、ついつい手が伸びてしまいます。
ぜひ味わっていただきたい一品です。
他にも人気な商品は、みつだんご。
みたらしのかかった大き目なお団子が、3つ刺さっています。
1本130円 で、大人から子どもまでみんなに愛される定番メニューです。
季節によっても、商品のラインナップが少し変わるそう。
端午の節句の時期には、「草もち」や「かしわもち」が販売されます。
また今では少し珍しいといわれる、「まめもち」や「かのこ」といった商品。
売られているお店もかぎられているので、根強いファンも多く、お店の注目の商品となっています。
ちょっとしたランチにもピッタリなのは、「おこわ」や「いなりずし」。
いなりは、なんと一個70円という安さ!
今回は購入しなかったのですが、お供に紅生姜が添えられるようなので、次回試してみたいと思います。
駅から離れていることもあり、︎地元の方が利用されている印象です。
区役所だけでなく、周辺には大きな病院も近いため、病院帰りに寄る人も多く見受けられました。
近くを訪れた際は、手土産に太平屋の和菓子を購入してみてはいかがでしょうか。
エリア情報
大平屋
住所:神奈川県川崎市川崎区東田町9−9
アクセス:JR東海道線、JR京浜東北線、JR南武線「川崎」駅から徒歩約8分
京浜急行京急「川崎」駅から徒歩約8分
電話:044-222-7255
営業時間:10:00~18:30
定休日:日曜
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