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川崎・渡田に本格クレープ専門店が登場!「クマモトクレープ」

2025.11.04

保育園に子どもたちを迎えにいくと長男が「保育園の近くにクレープ屋さんができたんだよ!」と、うれしそうに話してくれました。

何やらいつものお散歩コースの途中にお店がオープンしたようで、クレープのいい匂いを嗅いで帰ってきたとのこと。保育士さんから場所も教えてもらい、お休みに家族で訪れてみることにしました。

街中で出会えるクレープ屋さんとは?

「川崎」駅や「横浜」駅などターミナル駅でクレープ屋さんはよく見かけますが、なかなか街中では見かけません。渡田のような住宅街で本格的なクレープ専門店に出会えることに驚き、さっそく下調べをしました。

ヤマグチクレープのフランチャイズ加盟店である「クマモトクレープ」というお店のようです。千葉県を中心に店舗を広げており、『生地が主役のクレープ屋』をテーマにこだわりのクレープを販売しています。川崎には初出店で10月5日にオープンしたばかりでした。

クレープが大好きな私は期待が高まる中、子どもたちとお店に到着しました。

小雨の日曜日、予想以上の人気ぶり

お店のオープン時間に合わせ11時過ぎに着きましたが、お店の前には既に6組ほどのお客さんが列を作っていました。あいにくの小雨にもかかわらずこの盛況ぶりです。オープン情報が広まり地域でも話題になっていたようです。

お店の前にはメニューが貼ってありました。メニューを選びながら順番を待ちます。デザート系のクレープメニューに加え、サラダ系もありました。飲み物もいくつか販売されており、クレープとコーヒーを両手に持って出てくるお客さんも何組かいらっしゃいました。

順番になり、入店すると店内はとてもコンパクトなつくり。カウンター越しにお店の方がクレープを焼く様子を間近で見ることができます。子どもたちは目を輝かせながら、生地が鉄板の上でくるくると広がっていく様子に見入っていました。

温かみのあるペンダントライトや、遊び心を感じさせるキルティングのクレープの入れ物がかわいらしく心温まる空間になっています。

健康を考えた素材選びに感動

店内で順番を待ちながら驚いたのが使用している素材へのこだわりです。「クマモトクレープ」の素材へのこだわりは3つあります。

まず目を引いたのが「ギー」という言葉です。バターを煮詰めて不純物を取り除いた純度の高いオイルのことだそうです。調べると脂肪燃焼や腸内環境の改善、美肌効果が期待できるのだとか。クレープにさっとひと塗りされていて、通常のバターとは違う上品なコクが楽しめるようです。

2つ目に生地は、無農薬小麦と国産の全粒粉を使用していることです。子どもに食べさせるものだからこそ、こういった配慮は本当にありがたいです。

最後に「ホントのチョコレート」を使用していることです。クレープ等では一般的にチョコレートシロップが使用されますが、製菓用のチョコレートを丁寧に溶かして使っているとのこと。お店の方からも「カカオの香りと滑らかな口どけが全然違いますよ」と教えていただきました。

持ち帰りも安心、テイクアウトへの細やかな配慮

今回は「ホントノチョコバナナホイップ」と「ブルーベリークリームチーズ」をテイクアウトすることにしました。

お渡し方法は、

①そのままお渡し
②クレープ用手提げ袋
③紙袋でのお渡し

の3つから選択できました。

クレープ用手提げ袋なんてものがあると私は知らず、自転車で来ていたこともあり手提げを選びました。正直、クレープを手提げで持ち帰れるなんて考えたこともありませんでした。

帰宅後、形状もしっかり保たれており、子どもたちも自分で持ちながら食べることができました。生地はモチモチしており絶妙な食感がたまらなくおいしい!焼きたてはパリパリ食感のようです。

「ホントノチョコバナナホイップ」に入ったチョコレートも、濃厚なカカオの香りと深みが最高でした。最後までおいしくいただき、家族みんなで幸せな時間を過ごせました。

これほど素材にこだわった本格的なクレープが食べられるなんて、正直想像していませんでした。近くに住んでいてラッキーだねと主人と話し、今度はサラダ系クレープを食べにいくことにします!

週末のちょっとした楽しみに訪れてみてはいかがでしょうか。何度も通いたくなる、そんな魅力あふれるお店です。

エリア情報

クマモトクレープ

住所:神奈川県川崎市川崎区渡田3-3-1
アクセス:JR南武線「川崎新町」駅から徒歩約10分
営業時間:11:00〜17:00(生地が無くなり次第終了)
定休日:不定休(Instagramにて掲載)