バナナの葉を開く瞬間からワクワク!本格スリランカ料理「ファミリーケータリン」
JR南武線「尻手」駅の西口通りを歩いていると、ほどなくして目に入ってくるお店の看板。

その看板を目印に路地へ入ってみると、景色が一変します。
細い通りの両側には、昔ながらの飲食店の看板がずらり。
大通りから一本入っただけなのに、どこか懐かしく、味わいのある雰囲気です。

「こんな路地が尻手にあったんだ」。
そんな発見も楽しみながら歩いていると、今回のお目当て、スリランカ料理の「ファミリーケータリン」が見えてきました。

前回ご紹介した記事はこちら
尻手駅から2分でスリランカ料理を堪能「ファミリーケータリン」
バナナの葉を開く瞬間もごちそう
今回のお目当ては、スリランカ料理の「ランプライス」。 バナナの葉にご飯やカレー、副菜などを包んで楽しむ料理です。

メニューに書かれた内容を何度も見返し、バナナの葉に包まれた状態のお料理を見て「この中はどうなっているんだろう」とワクワク。
そして、いよいよ葉を開きます。1枚ずつめくっていく高揚感もたまりません。
ふわっと立ち上がるスパイスの香り。

「ちょっとずつ混ぜながら食べてみてください」。
シェフがやさしい声で話しかけてくれました。
この瞬間、もう食事は始まっています。

大好きなバスマティライスにゆでたまごがドンと鎮座しています。
ダールカレー、揚げなすモジュー(揚げなすをスパイス・酢・砂糖などで和えたお惣菜)、ビーツカレー、ジャックフルーツカレー(まるでお肉のような食感)煮干しとバナナの花の辛み炒めなど、さまざまなおかずが並びます。
選べるカレーには、チキンをチョイスしました。
さまざまな味を一度に楽しめるのが魅力です。
南インド料理には、「ミールス」という、日本食でいう定食のようなものがあります。
ライスに複数のカレーや副菜を混ぜていろいろな味を楽しむところが似ていました。
スリランカ料理の魅力といえば、スパイス。
以前からスパイスカレーが大好物な私としてはとても気になる存在です。
例えば、ターメリック(ウコン)には、ポリフェノールの一種であるクルクミンが含まれています。ほかにも、クミンやコリアンダー、シナモン、カルダモンなど、スリランカ料理ではさまざまなスパイスが使われているようです。
スパイスは薬そのものではありませんが、昔から食文化の中で香りや風味を楽しみながら取り入れられてきたもの。
「おいしく食べながら、色々なスパイスを楽しめる」。辛いだけではない、スパイス料理のおもしろさがあります。
混ぜるほど、味が変わる
バナナの葉包みご飯は、最初から全部を混ぜてしまうのではなく、まずはそれぞれのおかずを少しずつ味わってみるのがおすすめです。

カレーはしっかり辛く、終始ホットで刺激的。食道から胃までじんわり温まるような感覚があります。でも辛さだけが残るわけではありません。
ビーツやココナッツの甘味、揚げなすのモジューの甘酸っぱさ、ジャックフルーツカレーのジューシーさ、煮干しとバナナの花の甘辛炒めのピリ辛さと旨み、チキンカレーのコク。
ひとつひとつのおかずを味わいながら、少しずつ混ぜ合わせていくと、また新しい味に出会えます。
さっきまで別々だった味が重なって、また違うおいしさに。
さらに食べ進めると「次はここを合わせてみよう」と自分好みの組み合わせを探すのも楽しくなってきます。どれをとっても個性があるのに、どう混ぜてもおいしいのが不思議です。
日本の定食のように「ご飯とおかずを別々に食べる」のとは、また違った楽しみ方です。
「ファミリーケータリン」は平日のカレーメニューや土日限定のスリランカビュッフェもあります。今回はバナナの葉で包んだご飯を狙って訪問しましたが、事前にお店のインスタグラムなどで情報を確認してみてください。

駅からすぐの場所なのに、路地に入ると少しなつかしさのある風景が目に入ります。そこからさらに一歩、お店の中へ入れば、バナナの葉を開くところから始まるスリランカの食文化にも出会えます。
遠くまで行かなくても、いつもの街で異国の味を楽しめる。
そんな小さな旅のような食体験ができるのも、地元歩きの醍醐味なのかもしれません。
「尻手」駅周辺を歩く際には、ぜひ西口通りから少しだけ路地に入ってみてください。
味のある看板を眺めながら歩いた先に、思いがけない「おいしい出会い」が待っているかもしれません。
エリア情報
ファミリーケータリン
住所:神奈川県横浜市鶴見区矢向4-3-11
アクセス:JR南武線「尻手」駅から徒歩約2分
電話:045-642-6418
営業時間:ランチ11:00〜15:00 ディナー17:00〜21:00
定休日:月曜日
関連記事
-
佃野町「おじちゃんのパン工場」は商店街のやさしいパン屋さん
2026.01.31商店街レアールつくのにあるおじちゃんのパン工場は、お手頃価格で手作りパンが食べられる、お財布にもやさしいパン屋さんです。
-
JR「鶴見」駅から直通のカフェ「タリーズコーヒー CIAL鶴見店」
2024.03.31店舗がCIAL鶴見内にあるため、買い物ついでに立ち寄れるのもうれしいシアトルで生まれたコーヒーショップ「タリーズコーヒー 鶴見店」をご紹介します。
-
晴れた日のお散歩に鶴見東口「日東浜公園」
2022.02.07日東浜公園は埋立てた運河の跡地で、木々が多く自然の多い公園。運動広場の遊具は、ブランコやアスレチック付きの滑り台があり、未就学児を対象とした遊具が多い。近隣には町内会館もあり、書道教室なども行っていて、周囲の人の目が多いので安心感がある。


