今回ご紹介するのは、「香港彭記雲吞専門店（ほんこんぱんきわんたんせんもんてん）」です。
雲吞の専門店ってちょっと珍しいですよね。

そして「香港」の文字にも興味をそそられてしまいます。

旧東海道沿いにあり、「鶴見」駅からも徒歩で行けるお店

京急「鶴見市場」駅から徒歩5分ほど、旧東海道沿いにある香港彭記雲吞専門店。
JR「鶴見」駅からだと、鶴見図書館の前を通って17分ほどで到着します。

お店のガラスにはおいしそうな写真が貼られていますね。

店内は明るく家族連れでもひとりでも過ごしやすい雰囲気

店内は、お洒落なデザインのテーブル、赤い飾り、美しい女性のイラスト風の壁掛けなどで飾られ、明るく親しみやすい雰囲気です。

全てテーブル席で、全18席のお店です。

おひとり様や家族連れなど、次々とさまざまなお客様がやってきます。

3種類のワンタンをいろんな味で楽しめるメニュー

ワンタンは香港海老ワンタン、野菜肉ワンタン、海老肉ワンタンの3種類。
一番のおススメは「香港海老ワンタン麺」で、ワンタン5個入りです。
ハーフを選ぶと、ワンタン3個入りで麺の量が半分になります。

麻辣ワンタン麺は、ワンタン3種が入っていて楽しみが3倍です。

また、麺なしワンタンのみも選べるので、その日の気分やお腹の減り具合で注文できるのがうれしいですね。

店主のお話では、「香港ではワンタンは海老だけなんです」とのこと。
肉が入っているのは日本で作ったワンタンなのだそうです。

なんとなく海老は特別にプラスしているイメージを持っていたので意外でした。
日本人に合わせてお肉のワンタンを作ってくれているのですね。

ワンタン以外のメニューも豊富

鶏白湯麺、香港パイコー麺、そして豊富な定食と単品料理。
焼きそばはなんと醤油味VSカレー味！

冷やし中華も、焼きそば2種類もとてもおいしそう！
なんとしても制覇しなければ！という欲望をかきたててくれますね。

お子様連れも多く、フライドポテトやこどもビールも揃っています。

ワンタンを注文します

私たちが行った日はとても暑く、まずは餃子とビールを注文。
冷たいビールを流し込んだところで、じっくりとワンタンメニューを選びます。

やはりここはメニューの一番上海老ワンタン麺を細麺で、そして女性に人気と書いてある肉野菜ワンタン麺ナシをそれぞれ注文しました。

麺は細麺と中太麺が選べます。
スープは塩と醤油から選べるので、海老ワンタンは醤油味、肉野菜ワンタンは塩味にしました。

海老ワンタン麺が運ばれてきました。
ごろっとした形の中に海老のピンクが透けて見えます。

ひらひらしたワンタンの皮はフリルのように美しい。
ワンタンを一口食べてみると、味わい深い海老のプリプリの食感、トロっとしたワンタン、そしてやさしいスープ。

ワンタンって、こんなに主役級のおいしさだったのかと感動を噛みしめました。

細麺はそうめんのような細さで今までにない食感です。
店長さんの手打ちなのだそうです。

肉野菜ワンタンは、とにかくお肉が大きい。

ワンタンのお肉がこんなに大きいのは初めてです。
おいしくて食べ応え抜群で、夢中になって食べてしまいました。
麺ナシでもお腹が満たされます。

スープはダシか効いていながらあっさりしていて、ずっと飲み続けてしまうやさしい味です。

そしてなんと！蒸し鶏ネギ油かけごはん（小）とデザートのココナツ杏仁のサービス付き！
うれしい一口です。

ワンタンを求めて再訪しました

後日、「またあのワンタンが食べたい！」という熱い想いを胸に再訪しました。

海老肉ワンタンのハーフと、前回から気になっていたパイコー麵。
こちらも大満足のおいしさでした。

笑顔の店長さん

店長さんにお話をうかがいました。
以前は関内で雲吞専門店をやっていたのですが、閉店を機に鶴見で独立されたのだそうです。
地元のお客様に「おいしい」と言ってもらえることがとても嬉しいんですよと笑顔を見せてくれました。

お店の休みは平日の火曜日のみです。
年末年始、GW、祝日の火曜日は営業しているとのこと！
いつも食べに行けるという安心感はありがたいですね。

鶴見に来てくれてありがとうございます！
おいしいワンタンに出会えました。

ワンタンは元々好きでしたが、このお店で食べてもっと大好きになってしまいました。
ぜひ、本場香港の味を食べに来てくださいね。