今回ご紹介するのは、JR京浜東北線「鶴見」駅から徒歩5分圏内にある、「食事処 門前（もんぜん）」です。

鶴見エリアと言えば本格的な料理店から、今回ご紹介する「食事処 門前」のような大衆食堂みたいなさまざまなお店がありますが、中でも「味」と「鮮度」にこだわりを持った、料理を楽しむことができるんです。

和食から中華までさまざまなメニューが豊富なので、どちらも好きな方はぜひ最後までご覧ください！

住宅街にぽつん。和と中華が融合したアットホームな食事処

​ある日、お腹を空かせながら向かったのは、神奈川県の住宅街にひっそりと佇む一軒の食事処。
その名も「食事処 門前」。

地図を頼りにたどり着いたその場所は、まさに“地元の人だけが知っている名店”という雰囲気。
車通りの多い場所にあるからなのか、お昼どきにはすでに満席。

カウンター席に通してもらいましたが、次々とお客さんが訪れ、店内はにぎやかな笑い声とおいしそうな香りでいっぱいでした。

店内は2013年にリニューアルされているそうで、シンプルながら清潔感があり、とても落ち着ける空間。

ホールを切り盛りしているのは、年配の女性の店員さんお一人。とても丁寧で温かい接客に癒されます。「ゆっくりメニュー見てくださいね」と優しく声をかけてくれたその一言で、初訪問の緊張もふわっとほどけました。

カウンターのほかに、4人掛けテーブルが4席、さらに奥には座敷席も完備されているので、おひとりさまからファミリーまで安心して利用できそう。

地元の人たちに長年愛されてきたのが伺えました！

黒板いっぱいのメニューにワクワクが止まらない！

このお店の大きな魅力は、なんといっても“豊富すぎる”メニューの数々。

テーブルに置かれた定番メニュー表を開くだけでもすごい数なのに、ふと顔を上げると黒板にびっしりと手書きのおすすめメニューが！

しかも和食と中華がごちゃ混ぜになっているのが面白いんです。

「食事処」という名前の通り、ここでは手作り餃子と新鮮なお刺身が二大看板メニューらしいのですが、それ以外にも目移りしてしまう料理がズラリ。

例えば、海鮮丼にお造り定食、天ぷら盛り合わせ、そして天津飯や麻婆豆腐など、ジャンルの枠を超えて揃っています。

特にお刺身のラインナップは圧巻で、「え、ここって中華以外もこんなにあるの？」
と一瞬思ってしまうほど。

本日のおすすめに載っていた“まぐろ中落ち”や“ブリのお造り”などは、見た目も鮮度もバッチリ。

しかもテイクアウトにも対応しているそうなので、自宅でちょっと贅沢したいときにもぴったりですね！

注文を決めるまでに結構悩みましたが、どれもおいしそうで迷ってしまう…
そんな幸せな時間を味わえるのが、このお店の魅力のひとつです。

中華好きに刺さる！チャーハンが想像以上に本格的だった！

そんな数あるメニューの中から、今回は中華の王道「チャーハン」を注文してみました。
常連さんの多くが頼むという人気メニューらしく、期待が高まります。

注文してから程なくして運ばれてきたチャーハンは、見た目は素朴ながらも、香ばしい香りがたまらない一品！

一口食べてみると…これが絶妙！
しっとりしつつも、ちゃんとパラパラ。炒め加減が絶妙で、ご飯一粒一粒がしっかりと味をまとっています。

具材にはナルトやハム、ネギ、玉子などが入っていて、どれもチャーハンとの相性抜群！家庭ではなかなか出せない、この絶妙なバランス感にうなってしまいました。

ちなみに、チャーハンには「半チャーハン」も用意されているので、「ちょっとだけ食べたい」派にもうれしいポイント。
隣の席の方はラーメンと半チャーハンをセットで楽しんでいて、思わず「それ正解！」と心の中で拍手。
ラーメンとチャーハンの“ラーチャーセット”は、もはや日本の中華定番ですからね！

また、定食系も充実していて、おかずを一品選んでライスを追加すれば、自分好みの定食スタイルが完成。

次回は天ぷらにライスを合わせて、日本酒と一緒に昼飲みなんてのもアリかもしれません。（隣のお客さんがおいしそうに飲んでたんですよ〜！）

支払い方法もキャッシュレス対応で、メルペイやPayPayも使えるのが地味にありがたいポイント。現金を持ち合わせていないときでも安心です！

「食事処 門前」は、心がほっこりする温かいアットホームな雰囲気と、バリエーション豊かな手作り料理で、お腹も心も満たしてくれるステキなお店でした。

地元に愛される理由がしっかり詰まったこのお店。
ぜひみなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか？

次回は餃子とお刺身を狙って、昼飲みリベンジします！