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鶴見で“好き”が見つかる珈琲豆店「コーヒーフィールド」

2026.04.22

忙しい日常の中で、焙煎したてコーヒー豆の香りは、何よりのリフレッシュになります。
初心者でも安心して相談できるオーダー焙煎の仕組みから、店主おすすめの銘柄まで。
毎朝のコーヒータイムを格上げしてくれる、街の生豆専門店「コーヒーフィールド」を今回はご紹介いたします。

上末吉の住宅街にほど近い大通り沿い。
ガードレールに立つのぼり旗を目印に進むと、生珈琲豆専門店コーヒーフィールドがあります。

通りに面しているものの、ふと気を抜くと見過ごしてしまいそうな佇まい。
それでも、知る人ぞ知る一軒として、静かに通う方がいるお店です。

ここは、生のコーヒー豆を注文ごとに焙煎してくれる、少しめずらしいスタイルの珈琲豆店。

扉を開けた瞬間、ふわりと広がる焙煎したての香り。
そのフレッシュな香りがやさしく鼻に抜け、店内全体がまるでアロマに包まれているような心地よさがあります。

「自分で見つける」ための静かなスタンス

このお店で印象的なのは、店主の接し方です。

多くを語るタイプではなく、いわゆる“おすすめ上手”な接客でもありません。
けれど、こちらが尋ねたことには丁寧に答えてくれる。
その距離感が心地よく、自然と自分のペースで選びたくなっていきます。

「まずは無難なものを基準にしてみたら」

そう言って提案されたのが、ヨコハマプレミアムブレンド。
そこから「もう少し苦め」「もう少し軽やかに」と、自分の感覚を頼りに選んでいくのだそうです。

教えてもらうのではなく、自分で見つけていく。
その過程を大切にしているからこそ、あえて多くを語らないのかもしれません。

はじめての一歩は“基準になる一杯”から

今回、コーヒーに詳しくない私が選んだのは、ヨコハマプレミアムブレンド100g。
中煎りで、芳醇な香りと上品なコク、バランスの取れた味わいが特徴です。

クセが強すぎず、それでいてしっかりとした存在感があり、“基準になる一杯”としてぴったりの飲みやすさでした。

普段は「なんとなく」「人気だから」「無難だから」と選びがちなコーヒーも、ここでは少し違います。

自分の感覚に耳を傾けながら選ぶことで、これまで気づかなかった「好き」の輪郭が、少しずつ見えてくるようでした。

「普通においしい」をまじめに届ける

店主はもともとコーヒー好きの会社員だったそう。理想の味に出会えなかったことをきっかけに、自ら焙煎の道へ進みました。

目指しているのは、日本一でも特別でもなく、「普通においしい」と感じてもらえるコーヒー。

その言葉には、奇をてらわず、日々の中で自然と選ばれる存在でありたいという想いが込められています。
まじめに、コツコツと向き合い続けてきた姿勢が、その一言ににじんでいるようでした。

高品質を、日常の中で楽しむということ

コーヒーフィールドでは、農園や栽培地区が特定できる高品質な豆を厳選。
いわゆるスペシャリティの中でも、手に取りやすく、安定して楽しめるものをとりそろえています。

さらに、注文ごとに生豆の状態から焙煎することで、香味のピークを逃さない一杯に。
高温の熱風で一気に仕上げる焙煎により、ムラのないクリアな味わいが引き出されます。

店内に広がるフレッシュな香りは、そのこだわりを自然と感じさせてくれます。

一緒に見つけていく、自分だけの味

寡黙ながら、質問には丁寧に応えてくれる店主。
知識がなくても、こだわりがあっても、どちらにも寄り添ってくれる安心感があります。

「なんとなくこれ」ではなく、感じて、考えて、少しずつ見つけていく。

その積み重ねの先に、自分だけの一杯ができあがっていくのかもしれません。

コーヒーを選ぶ時間が、こんなにも豊かなものになるとは。
そんな気づきをくれる、上末吉の一軒です。

ぜひお近くの際は、足を運んでみてくださいね。

エリア情報

コーヒーフィールド

住所:神奈川県横浜市鶴見区上末吉4-7-12アクタスM103
アクセス:JR京浜東北線・鶴見線「鶴見」駅から市営バス(13・14・104・67系統)乗車、「行定庵前」バス停下車徒歩約1分
TEL:045-580-1444
営業時間:10:00~18:00
定休日:毎週月曜日・火曜日
駐車場:無し