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老舗割烹で磨いた技を気軽に味わえる 横浜鶴見「天ぷら 中路」

2026.07.22

「今日は少しぜいたくしたい。」
そんな日に思い浮かぶ料理のひとつが天ぷらです。

一方で、「本格的な天ぷらは敷居が高そう」「専門店は特別な日に行く場所」というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。

そんな印象をいい意味で変えてくれるのが「天ぷら 中路(なかみち)」です。
老舗割烹で腕を磨いた店主 中嶋さんが揚げる本格的な天ぷらを、肩ひじ張らずに楽しめる一軒。

店内には地元の常連さんが集い、カウンター越しには店主との自然な会話が広がります。
今回は、技と親しみやすさが同居する「天ぷら 中路」で、本格天ぷらの魅力を味わってきました。

「まだ道なかば」。店名に込めたこれからへの想い

店主の中嶋さんは、老舗割烹で4〜5年間修業を積み、和食の世界で経験を重ねてきました。

「日本人だからこそ、和食をやりたかったんです」
そう話す中嶋さんにとって、天ぷらは和食の技術が詰まった料理のひとつでした。

お店を構えるきっかけになったのは、意外にも隣の焼き鳥店とのご縁。
常連として通っていたことから声をかけられ、この場所での開業を決めたそうです。

店名の「なかみち」は、自身のあだ名である「なかじ」と、「まだ道なかば」という言葉を重ねて名付けました。
「まだまだ勉強中」という気持ちを忘れず、一歩ずつ前へ進みたい。
そんな謙虚な姿勢が、店名にもあらわれています。

本格的なのに気軽。理由は見えないこだわり

目の前で揚げられる天ぷらは、衣をまとった瞬間から食欲を誘います。

中嶋さんが特にこだわっているのは油です。
数種類の油を独自にブレンドし、素材のおいしさを引き立てる軽い仕上がりを目指しています。

さらに、揚げる温度は食材ごとに細かく調整。
野菜、魚介、それぞれが一番おいしくなるタイミングを見極めながら、一品ずつ丁寧に揚げていきます。

衣は少し厚めに仕上げることで、サクッとした食感をしっかり楽しめるのも特徴です。
一口食べると軽やかな歯触りのあとに、素材本来の甘みやうま味がふわりと広がり、油っぽさを感じません。
「本格的な天ぷらは難しいもの」という印象が、自然と変わっていくようでした。

季節によって食材が変わるのも、この店の楽しみです。
夏はゴーヤやみょうが。
秋にはしいたけや茶えのき、舞茸など、香り豊かなきのこが並びます。
その時季ならではの味覚を天ぷらで楽しめるため、季節が変わるたびに訪れたくなります。

中でも中嶋さんのおすすめは、ブロッコリー。
「天ぷらでブロッコリー?」と思う人もいるかもしれませんが、揚げることで甘みがぐっと引き立ち、ほくほくとした食感が楽しめるそうです。

定番だけではない新しい発見があるのも、専門店ならではの魅力でした。

天ぷらのお供には日本酒を

店内には常時10種類以上の日本酒がそろっています。
季節ごとの銘柄もあり、天ぷらとの相性を考えながら選ばれています。

料理に合わせて一杯を選ぶ時間も、このお店ならではの楽しみ方です。
料理だけでなく、お酒との組み合わせまで楽しめるため、ゆっくり過ごしたい夜にもぴったりです。

地元の人が自然と集まる場所

お店には男性客や地元の常連さんが多く訪れます。
飲食関係の人が立ち寄ることも多く、店内では自然と会話が生まれます。

一方で、中嶋さんは「女性にももっと気軽に来てもらえたらうれしい」と話します。
肩ひじ張らずに本格的な天ぷらを楽しめる空間だからこそ、一人でも、友人同士でも、気兼ねなく足を運べるはずです。予約もできるため、予定に合わせて利用しやすいのもうれしいポイントです。

「天ぷら 中路」という店名には、「まだ道なかば」という想いが込められています。
現状に満足せず、よりおいしい一皿を目指して技を磨き続ける中嶋さん。

その姿勢は、一品一品の天ぷらからもしっかり伝わってきました。
本格的な天ぷらをもっと身近に。
そんな店主の想いがあふれる「天ぷら 中路」で、揚げたてのおいしさを味わってみてはいかがでしょうか。

エリア情報

天ぷら 中路

住所:神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央2丁目9−18 101
アクセス:JR京浜東北線・鶴見線「鶴見」駅より徒歩約6分

TEL:045-642-6090
営業時間:15:00〜1:00

定休日:日曜日
Instagram:https://www.instagram.com/tempura_nakamichi/