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「子育観音」が見守る「東福寺」鶴見七福神めぐりも

2023.02.20

鶴見区と言えば「總持寺(そうじじ)」が有名ですが、今回は、總持寺の近くに位置する「東福寺(とうふくじ)」を紹介します。
「東福寺」は真言宗智山派寺院で、1087年ごろ創建したとされています。

花月総持寺駅からは、ゆるやかな坂を上ったところにあります。

門に入る手前に「葬頭河婆」が祀(まつ)られています

駅から歩いてきてまず目にするのは「葬頭河婆(ソウズガのおばあさん)」です。
「東福寺」の門に入る手前の右側にあります。
門ばかりを見ていると通り過ぎてしまう可能性がありますので注意をしてください。
実際わたしも、訪れた際に気が付かず、帰る時に気が付きました。

鍵がしてあったため、残念ながら「葬頭河婆」の姿を確認することはできなかったのですが、すばらしい効力が書いてありました。

私は最近目の調子がよくないので(老眼とドライアイ)調子がよくなるようにお祈りしてきました。

多くの「札所(ふだしょ)」になっています

「東福寺」は「玉川八十八ヶ所第十番札所」「東国八十八ヶ所第十四番札所」「東海三十三ヶ所第十四番札所」「旧小机領三十三ヶ所第十番札所」「武相不動尊第二十番札所」になっています。
「札所」とは参詣者(さんけいしゃ)が参詣のしるしとして札を受け取る所のことです。
これだけの札所になってるところをみると由緒があるのだなと感じますね。

入り口は仁王門です。
仁王門の両側の仁王像は、こんな感じです。目が光っていて迫力がありますね。

仁王門の裏側も風格があっていいですね。

「子育観音」が見守ってくれています

門をくぐって階段をのぼった先には、おだやかな表情で見守ってくれる「子育観音」がいらっしゃいます。
「子育観音」を参拝したからなのか、子どもにやさしく接することができるようになった気がします。
こどものすこやかな成長を願う方には、ぜひおすすめです。
なぜか自分の心が休まる感じがしました。

「子育観音」の近くには「慈悲観音」もあります。

自分で書いた写経を納めることができます

「東福寺」には「心経塔」があり、自分の写経を持参すると、この塔で保存してくれるそうです。
過去に一度だけ写経の経験があるわたしですが、今回「東福寺」を訪れたことがきっかけとなり、またやってみようと思いました。

疣取り(イボとり)地蔵尊があります

疣(イボ)を取りたい人は、お祈りしてから足許の小石をひとつ借りて持ち帰り、毎日自分の疣をこすって、疣が取れたら石を二個にして返します…という内容が書かれていますね。
疣にお悩みの方は試してみると良いかもしれません。

「大師堂」です。弘法大師が祀られています。

修行大師の像です。下記のような説明がされていました。

本堂です。賽銭箱(さいせんばこ)までの階段はくつをぬいで上がります。

今回わたしが「東福寺」を訪れるきっかけとなったのは、友人から「鶴見七福神」というのがあるという話を聞いたからでした。

「東福寺」には七福神のひとつ「毘沙門天」が祀られています。
2011年にスタートしたイベント「鶴見七福神めぐり」では、鶴見区内の7つの寺社「横浜熊野神社(福禄寿)」「鶴見神社(寿老人)」「大本山總持寺(大黒尊天)」「東福寺(毘沙門天)」「正泉寺(恵比寿神)」「安養寺(福壽辨財天)」「松蔭寺(布袋尊)」をまわってスタンプ集めをするそうです。ご利益がありそうですね。

「東福寺」には、いろいろな像や建築物がありましたが、わたしは「子育観音」にいちばん心がひかれました。自分自身が子育てをしているからでしょうね。
さまざまな魅力あふれる「東福寺」ぜひ、訪れてみませんか?

     

エリア情報

東福寺

住所:神奈川県横浜市鶴見区鶴見1-3-5
アスセス:京急本線「花月総持寺」駅から徒歩4分
     JR鶴見線「国道」駅から徒歩7分