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整理収納アドバイザーが教える 新居で快適生活がすぐにスタートできる引っ越し術!!

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引っ越し

一大イベントとなる引っ越し。忙しくて時間が取れなかったり、女性の1人暮らしで重いものが運べなかったり、小さい子供がいると、引っ越し準備が思うように進まないこともあると思います。計画的かつ効率的に引っ越し作業を進めるには、どうしたら良いのか、頭を悩ませている方も多いのでは。 「時間がなくてとりあえずダンボールに詰めちゃいました、仕分けは新居でやろうと思って・・・」とよく耳にします。 しかし、引っ越した翌日から普段通りの生活を送ることになりますし、住所変更や郵便局の転送届けなど、引っ越し後の手続き関係も進めなければならないため、忙しくて片付けは二の次三の次になってしまいます。引っ越し後1ヶ月や2ヶ月、開けていないダンボールとともにに生活するようになってしまうことも・・・。夢を膨らましてワクワクしながら新居に引っ越しをするのですから、ダンボールと生活するなんてもったいない!そこで、VINICE CLUBから新居で快適な生活がすぐにスタートできる引っ越し術をお伝えします。

引越し術

1、新居に持っていくモノ・持っていかないモノを分ける

この作業をやらないと新居に持っていかないものまで引っ越しの見積りに含まれてしまいます。細かいものはひとまず仕方ないですが、大きなモノは、持っていくモノと持っていかないモノに分別しておきましょう。

いるモノ、いらないモノの仕分け方はこちらの整理収納術をご覧ください。

2、引っ越し業者さんに見積りを依頼しましょう

引っ越しの1~2ヶ月前には見積り依頼をしましょう。引っ越しの時間指定なしにすると料金は安いですが、先に作業している引っ越しに左右されるため、時間が読めません。中には、前の作業が遅れて20時に取りにきた、なんてことも。
時間を指定せずに低予算が希望か、少し料金UPになっても朝から作業開始してもらうか、業者さんに希望を伝えましょう。
また、引っ越し業者さんはそれぞれ特徴があるので、比較検討してから決めることをお勧めします。
グループ会社が運営する女性の会員組織の『ヴィニーチェクラブ』スタッフが引っ越しのプロへ取材しました!こちらの取材記事もご覧ください。

 

アート引越しセンターの記事はこちら

3、家具のレイアウトを検討しましょう

平面図(間取り図)に、ソファーやテーブル、ベッドなどの家具を記入します。
平面図の縮尺が1/100なら普通の定規で100㎝=1㎝として記入してOKです。
縮尺が1/80なら、×0.8のサイズで書き込みましょう。
ダイニングテーブルの幅が150cmなら、150×0.8=120cmなので、1.2cmのサイズでテーブルを記入します。
人が通るのには、60cmの幅を確保することが望ましいですが、平面図に落とし込むと、通るのに狭すぎる!や、扉が開きづらい!など、不都合に気が付けることもあります。

4、各部屋の収納ごとに収納するモノを検討しましょう

ここがPoint!

 

部屋ごと、かつ収納のゾーンごとに具体的に何を収納するかを検討します。
ゾーンとは、背が高い収納の場合、上部、真ん中、下部と3つにゾーン分けします。よく使うモノは取り出しやすくしまいやすい真ん中のゾーンへ、その次によく使い、重いモノは下部へ、使用頻度が低く、軽いモノは上部へ収納します。
このルールを元に、どの棚には何を入れて…と考え、収納ごとのメモを残してしておきましょう。これが後々活かされますよ!

5、不用品はリサイクルショップに引き取ってもらいましょう

新居に持っていかない家具や家電はリサイクルショップで買い取ってもらいましょう。
なかなか高い買い取り金額にはなりませんが、粗大ごみとして処分するにはお金がかります。処分費がかからず少しお金になるといいな、という気持ちでリサイクルショップに見積り依頼をしましょう。

リサイクルショップで引き取ってもらえなかったモノで大型のモノは、粗大ごみの回収手配をしましょう。市区町村の粗大ごみを管轄しているところに依頼をします。回収依頼をしても引き取りに1~2週間かかることがありますので、早めに手配をしましょう。

6、ダンボールに荷詰めを行います

引っ越し日当日、荷詰めが間に合わなかった場合は、間に合わなかったダンボールのみ自分で運ばなくてはなりません。そうならないよう、計画的に荷詰めをしましょう。
コツコツできる方は、1日ダンボール1つ詰める!まとめてやりたい方は、休みの日に10箱詰める!など目標を持ち進めましょう。

まずは、オフシーズンのモノや引っ越しまで使わないモノから荷詰めを行います。
ダンボールに詰める際に、<4>で行った収納ゾーンごとに収納するモノを検討したことが活かされます!洋室1のクロゼット上段に収納するものは、中段や下段のモノと混ぜずに1つのダンボールに詰めましょう。アイテムごとではなく、収納場所ごとかつ細かい収納ゾーンごとに詰めることが最大のポイントです。
ただし、引っ越し業者さんからもらえるダンボールには数に限りがありますので、ダンボールに空いたスペースが多ければ、他のゾーンのモノと合わせて荷詰めしてもいいでしょう。
間に合わないから、とやみくもにダンボール詰めてしまうと新居での片付けに時間かかり大変です!

詰めたダンボールには、部屋名と内容物を記入しておきます。

引っ越し業者さんによっては、割れ物は赤のガムテープ、すぐに開封するダンボールには黄色のガムテープ、その他は白いガムテープと見分けがつきやすいよう、ダンボールと一緒にガムテープを支給してくれるところもあります。
ダンボールに記入するペンの色を変えるだけでも見分けがつくのでいいかもしれませんね。

 

また、プラスチックの引き出し収納は、引き出し部分が開かないようテープで留めて、運び先の部屋名を書いておけば、そのまま運んでもらえます。新居で、新たにプラスチックケースを買い足す予定の方は、事前に購入し、荷物を入れておけば新居で中身の入れ替えの必要がなく楽チンです。

7、荷物は部屋の奥から積みましょう

荷詰めをしたダンボールは、部屋の奥から積んでいきましょう。
引っ越し前日には、ダンボールで部屋がほぼ占拠されてしまうことになりますが、できるだけ動けるスペースを確保するために、奥からが鉄則です。

8、引っ越し当日!引っ越し業者さんに的確に指示を出しましょう

平面図を引っ越し業者さんへ渡し、どこに何を運んでもらいたいかわかりやすいようにしておきましょう。その際に、洋室1・洋室2・洋室3ではわかりにくいので、洋室1=ベッドルーム、洋室2=子供部屋1、洋室3=子供部屋2、というようにすると引っ越し業者さんにもわかりやすいです。ダンボールに記入する部屋もこちらの表記に合わせてください。
新居に着いたら、プラスチックケースはどこにどのように積んでほしい、などの要望をしっかり伝えましょう。
指示がないと引っ越し業者さんも困ってしまいますし、自分で重い荷物を移動しなければならなくなってしまいます。

 

引っ越し業者さんが荷物を運び入れている途中に、ダンボールの中身をどんどん収納していきます。このときに、事前にイメージしていたどこの収納のどこのゾーンに何を収納するかが役立ちます。このイメージがないと、とりあえずしまっちゃえ!となり後々片付けが必要になってきます。
実際に収納してみると、イメージ通りにはモノが入り切らなかった、逆にすかすかだった、ということもあります。そうなったら調整して収納しましょう。
最後に、頑張ってくれた引っ越し業者さんへ飲み物を出してあげるなどの気配りができると◎ですね。

引っ越し作業は、先をみて動く必要があり、作業としてはダンボールに詰める部分が一番のポイントです。どうすれば自分が楽できるか、どうしたら新居ですぐに普段通りの生活が送れるかを考えるといいですね。
新居での生活がスムーズにスタートダッシュを切れるよう、効率的に楽して引っ越しを行いましょうね!

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