麺がすごい!行列ができるラーメン店 川崎「日陰」

「新川崎」駅は、JR横須賀線とJR湘南新宿ラインが通っており武蔵小杉駅や横浜駅へのアクセスが非常に良い駅です。
駅前には大型マンションやスーパー、市民の憩いであろう大きな公園などが立ち並び親しみやすい感じがします。
また同じ川崎と名のつく「川崎」駅と比べてもみても人の往来もそれほど多くなくゆったりとした印象です。

今回はそんな便利な「新川崎」駅からバスで4つ目にある行列をなすラーメン店「日陰」をご紹介いたします。
並ぶの覚悟!?期待感マシマシ~
「日陰」はネットで調べても必ず出てくるほどの名店です。
前もってリサーチを済ませ、平日の12時半ごろに“並び覚悟”でお店に向かってみました。
さて!どのような魅惑的なラーメンをいただくことができるのでしょうか~。

到着すると、すでにお店の前に数名が並び、さらに道を挟んだ先にも行列ができています。
男女問わず25名ほどの方々が並ばれています。
意気揚々とさっそく最後尾に…。
どこまで並んでいるのか確認し、向かってみます。
「ここか~!」とさっそく並ぼうとすると、最後尾に並ばれている女性から「今日は、私で終わりみたいです」と、最後尾に置かれたポールに貼ってある「本日終了」の文字を指さして教えていただきました。
お礼を伝えたのち、夜の営業時間にもう一度チャレンジしてみよう!とすぐさま予定変更です。
少々残念ですが、とても人気のお店なので納得です。
普段並んで食事をする経験が少ないため、何気に新鮮な思い出になりました。

再び、お店のある尻手黒川道路という幹線道路に17時ごろ到着です。
お店の前に3人掛けのベンチがあるのですが、すでに2名ほど座っているのが見えます。
大急ぎで通りを渡り、椅子取りゲーム状態です(笑)。
早々並んでいる方に「何度目ですか~?毎回並ばれているんですか?味ってなにがおススメですか~?」などなど質問攻めに(笑)。
「自分は3度目です。本当においしいです。しょう油も塩も絶品ですよ~」と教えていただきました。
待ちに待った瞬間が!18時にシャッターが上がりました。
やや緊張気味にオーダーしたラーメン

カウンター7席だけの店内では、店主の方がひとりで切り盛りなさっています。
こちらの店主は、長年ラーメンはもとより麺に対してさまざま修行を積まれた方だそう。
目の前の調理場では、オーダーごとに、麺を大鍋で茹でたり、ワンタンをその場で包んだりといった様子が見えます。
淡々と作業をなさるその姿には、頼もしささえ感じてしまいます。
この日は暑かったこともあり「濃い口醤油」をオーダーしてみました。
やっとの思いでありつけたラーメンを前に感動です。
初感覚!極太もちもち麺はプルンプルン。

麺は、うどんや刀削麺を思わせる極太のもちもち麺です。
ひと口すすると、もっちり麺がぷるるんとしています。鮭削り節やいりこだしの魚介系の出汁の効いたスープと調和して素晴らしいバランスです。
食べるたびにまろやかでコクのあるスープと、特徴的な麺の相性に驚かされます。

食事が終わり辺りも少し暗くなったころ、外に出てみるとやはり長蛇の列ができています。
さすが、多くの口コミを集める食べログでも「神奈川県ラーメン」でベスト3に入ったことのある有名店でした。
みなさんも一度、並ぶのを覚悟、いや、一種のレジャーだと思って足を運んでみてはいかかでしょうか。
エリア情報
「日陰」
住所:神奈川県川崎市幸区南加瀬4-16-2
アクセス:JR横須賀線・JR湘南新宿ライン「新川崎」駅より市バス「江戸川町」徒歩約1分
営業時間:11:30~14:00/18:00~20:00
定休日:月曜日

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