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横浜鶴見“リトル沖縄”にある本場仕込みの沖縄そば店「沖縄そばヤージ小(やーじぐゎー)」

2025.11.25

横浜鶴見の仲通り商店街は、古くから“リトル沖縄”と呼ばれてきたエリア。
街を歩くと沖縄食材店や沖縄そばの看板が並び、南国の空気が流れ込んだような独特の雰囲気があります。

この街の中心に、地元の人はもちろん県外からもファンが訪れる沖縄そばの人気店「沖縄そばヤージ小(やーじぐゎー)」があります。

以前にもハマサキマガジンでご紹介しています。
「鶴見リトル沖縄タウンで本場の味を「沖縄そばヤージ小(やーじぐゎー)」」<記事はこちらから

今回は現在のお店の様子含め、最新情報をご紹介します。

外観はどこか素朴で、沖縄のローカル食堂を思わせるようなたたずまい。
初めて訪れたのに懐かしさを感じる人も多く、扉を開ける前から“おいしいものが出てくる気配”がただよっています。

SNSや口コミでは「本場よりおいしい」「毎週食べたい味」という声も多く、評判に背中を押されて訪れる人が後を絶ちません。

自家製麺×澄んだダシ!ヤージ小の沖縄そばが絶品な理由

「ヤージ小」の最大の魅力は、何と言っても自家製麺と丁寧にひかれたダシのスープ。
沖縄そばの命とも言える平打ちの太麺は店内で仕込み、もちっとした弾力とほどよいコシが特徴です。

手作りならではの風合いがあり、噛むほど小麦の香りがふわっと広がるのもたまりません。
常連さんの間では「今日はいつもよりモチモチ」「今日はややしっかりめ」と、その日の仕上がりを楽しむ人もいるほど。

スープは豚骨をベースに、鰹節や昆布の旨味を重ねたもの。
驚くほど透き通っているのに、ひと口飲むと深いコクがじんわり広がり、何杯でも飲める優しい味です。

豊かな旨味がありながら脂っこさがなく、“毎日でも食べられる沖縄そば”という声にも、うなずけます。

まずは「食べたい!」おすすめメニュー

沖縄そばを主役に押し上げているのが三枚肉やソーキなど具材の完成度。
三枚肉は甘じょっぱいタレで長時間煮込まれ、箸で持つだけで軽く崩れてしまうほど柔らかいのに、脂がしつこくない絶妙な仕上がり。

スープとの相性も抜群で、肉の旨味がスープに溶けることで“一体感のある一杯”が完成しています。

一方、ソーキ(スペアリブ)はさらにホロホロで、骨からスッと外れるほど柔らかく煮込まれています。ヤージ小のソーキそばは「飲めるソーキ」と表現されるほどで、こってりではなく旨味が濃い“食べ疲れないおいしさ”。がっつり派にも満足度の高い一杯です。

沖縄の炊き込みご飯「ジューシー」も人気で、そばとのセットで食べるのがおすすめ。
優しい味のジューシーと、旨味がしっかりしたスープを交互に食べると、沖縄の食堂で過ごしているような気分が味わえます。

そばを食べつつジューシー、そしてまたスープをひと口……という無限ループの幸福感に浸れるはず。


「うちなー そばヤージ小(やーじぐゎー)」の雰囲気と混雑状況

店内は1階がテーブル席、2階には座敷があり、家族連れでも安心して食事ができる落ち着いた空間です。木の温もりを感じる店内はどこか懐かしく、初来店でもくつろげる雰囲気。
小さな子どもと一緒に来る地元客も多く、“地域に愛される食堂”であることが伝わってきます。

人気店のため、ランチのピークタイムには行列ができるほど。
「13時半で20人待ちだった」という日もあるそうで、並ぶ覚悟は必要です。

ただ、行列の先にある一杯は、その待ち時間すら“いい思い出”に変えてしまうほどのおいしさ。
街の沖縄らしい風景を眺めながら順番を待つと、期待が高まってさらにおいしく感じられます。

味変を楽しみたい人には、沖縄料理ではお馴染みのコーレーグースもおすすめ。
※コーレグースとは沖縄版のタバスコのような調味料のこと

ほんの数滴入れるだけで辛味と香りが加わり、後半の味の変化が一気に楽しめます。
三枚肉の甘じょっぱい旨味とも相性がよく、違う表情の沖縄そばを味わえるのも魅力です。

手間ひまかけて作られた一杯は“素朴で奥深いおいしさ”があり、食べ終わる頃には心まで満たされる「うちなー そばヤージ小(やーじぐゎー)」をぜひ、訪れてみてください。
きっと「また来よう」と思えるはずですよ。

エリア情報

沖縄そばヤージ小(やーじぐゎー)

住所:神奈川県横浜211市鶴見区仲通3丁目72−2 琉球的麺菜食楽店 やーじ小
アクセス:JR京浜東北線、鶴見線「鶴見」駅より横浜市営バス「向井町二丁目(バス停)」下車徒歩約8分
営業時間:11:00〜15:00 /16:00〜20:00(Lo.19:45)
定休日:火曜日