近隣住民の憩いの場!川崎市幸区の「東古市場中央公園」

川崎市幸区にはたくさんの公園や緑地がありますが、その具体的な数をご存知ですか?
その数はなんと、111箇所!
幸区には、近隣の住民が気軽に使える憩いの場として、街区公園と呼ばれる小さめの面積の公園がたくさんあるのです。
今回はその中から、古市場エリアにある「東古市場中央公園」をご紹介します。
大通りから離れた静かな場所にある公園
古市場は、昔ながらの閑静な住宅街エリア。
「東古市場中央公園」は、多摩川の河川敷から少し内側に入った所に位置しています。
すぐ近くには川崎で唯一の天神様がいる天満天神社があり、東西へ長くのびる「古市場公園」とも隣接しています。

「東古市場中央公園」の四方は緑道や生活道路に囲まれていて、大きな通りに面していないので安心して子どもを遊ばせることができます。
一方、隣接している「古市場公園」は縦に長いので散歩をするのにはちょうど良いのですが、途中で道路をまたぐような形になっているため横断の際には注意が必要です。
大小さまざまな遊具と大きな広場
「東古市場中央公園」には、手前にとても開放感のある広いグラウンドがあります。
サッカーやキャッチボール、追いかけっこなど、思いっきり走り回ることができるので小学校高学年くらいの子どもが多く見られました。

広いグラウンドを利用し、昼間には年配の方で集まってグラウンドゴルフを楽しむこともあるようです。
また、グラウンドの奥には遊具のエリアがあり、小さな子どもが喜びそうな遊具やアスレチック、砂場があります。

多くのベンチや手洗い場もあり、見守る親御さん達も休憩することができるのが嬉しいですね。
グラウンドエリアとこの遊具エリアには距離があり、塀などはありませんがベンチをはさんで別れています。
遊具で遊ぶ小さな子どもが、グラウンドで走り回る子どもや飛んできたボールとぶつかる、といった心配が少ないので安心です。
さらに、「東古市場中央公園」にあるのは子ども向けの遊具だけではありません!

公園の内周をぐるっとまわるように散歩道が敷かれ、その一部には足ツボを刺激するゾーンが設けられています。

お散歩ついでに、靴を脱いで足ツボを刺激し、健康促進するのも良いかも知れませんね!
きれいに整備された花壇
「東古市場中央公園」と「古市場公園」には、たくさんの花壇が設置されています。
私が訪れたのは12月半ばでしたが、寒空の下でも丁寧に手入れされた花壇には小さな花がたくさん咲いていました。

また、12月は黄色く色づいた木々が西陽に映えてとてもきれいでした。

季節によっては、紫陽花や藤棚なども見れるそうですよ。
静かなエリアで、思いっきり身体を動かそう
小さな子どもからお年寄りまで、近隣住民みんなが思いっきり身体を動かせる「東古市場中央公園」。
公園の入口には、ハローサイクリングと呼ばれる、川崎市が運営するシェアサイクリングの駐輪場があります。

古市場エリアは、電車の駅からは少し距離がある分、とても落ち着いたエリアです。
駅から歩いたりバスを利用するのも良いですが、シェアサイクリングで「東古市場中央公園」や、古市場エリアを巡ってみるのも良いでしょう。
新しい発見があるかも知れませんね!
エリア情報
東古市場中央公園・古市場公園
住所:神奈川県川崎市幸区東古市場122-9
アクセス:JR南武線「鹿島田」駅より徒歩15分

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