夏本番、歩き出したばかりの小さな子どもを公園で遊ばせてあげたい。
けれど、子どもはそれほど長く歩けないし、着替えやおむつ替えの心配も…

そんな時、私がおすすめしたい幸区の公園は「戸手第一公園」です。
息子たちがまだよちよち歩きの頃、この公園によく遊びに行きました。

この公園、一見ごく普通の小さな公園に見えますよね。
ですが、午前は未就園の子、午後は小学生たち…と、たくさんの子どもたちが訪れます。
人気の理由、それは「便利さ」にあります。

戸手小学校から歩いてスグ！

バス停「戸手小学校前」で下車し、戸手小学校と幸高校の間にある緑道をまっすぐ50mほど歩くと、右手に「戸手第一公園」があります。

緑道には小さな生き物がいっぱい

夏真っ盛りの緑道では、セミの鳴き声がいくつも重なっています。
アゲハチョウやセミをとるためか、虫とり網と虫かごを持った親子が来ていました。
上の息子も緑道の端っこにしゃがみ、じーっとアリを見ていたのを思い出します。

すぐ近くにある区役所、こども文化センター

公園から徒歩5分の位置に幸区役所、図書館があります。
区役所での各種手続きの後、待ちくたびれた子どもを遊ばせてあげられます♪

公園の目の前には「川崎市幸こども文化センター」があります。
入口は正面階段を上がった所のみですが、センター内には子ども用トイレや授乳、おむつ替えのスペースがあります。
疲れてしまった時に、屋根がある場所ですぐひと休みできますね。

余裕がある駐輪スペース

自転車で来た場合にも広めの駐輪スペースがあります。
シェアサイクル「HELLO　CYCLING」の置き場もあるので、区内の別の場所へ足を伸ばしたい時にも便利です。

遊具はひととおり揃っています

ブランコ、すべり台、鉄棒、うんてい…「子どもが公園で遊ぶ時にはコレ！」という遊具がそろっています。
親の目線で重要な、「見やすい大きな時計」と「ベンチ」、「手洗い・水飲み場」もバッチリ。

時計がわかりやすい位置にあるのは嬉しいです。
小さな子の場合にはお昼の時間チェック用に、小学生なら「○時になったら帰ってきなさい」と送り出す時に便利です。
ときどき、時間を過ぎても帰ってこない息子を迎えに行って「ほら時計見て、もう○時でしょ！」という説明をしたことも…（笑）。

おもちゃをたくさん出しても大丈夫！広～い砂場

砂場はとっても広いです！
たくさん砂遊びの道具を持って行っても、のびのび遊ぶことができます。
上の息子は、中央の石に乗っては飛び降りて…を繰り返していました。

背もたれのあるベンチでゆったりと

木陰の下にあるベンチはひと休みするのに便利です。
区役所に隣接した幸図書館で、本を借りてゆっくりと外で読書…という使い方も。

お楽しみは野外型子育て広場！　おでかけ“ぽかぽか”

私がよく参加していたイベントは「おでかけ“ぽかぽか”」。
毎月1､2度、10:00～13:00に「夢見ヶ崎プレーパークをつくる会」さんが主催する「野外型子育て広場」です。
予約も参加費もいっさい必要なし！
とっても気軽に参加できます。

「かばんにおにぎり1つ放り込んで」がコンセプトなので、おなかがすいたら持参のお弁当を食べることももちろんできます。

ロープで吊したカーテンや、ベニヤ板をくりぬいた穴あき壁、シャボン玉…
全て手作りの遊具が、たくさん設営されます。
走り回るのが大好きな子はこの遊具に夢中！

まだ歩けない赤ちゃんには、ビニールシートを敷いた休憩スペースがあります。
ここにも黒板とチョークのセットや日用品を使ったおもちゃがたくさん。

上の子はシャボン玉を追いかけ、下の子はシートでおもちゃ遊び…という風に、兄弟を同時に遊ばせたい時にもありがたいイベントです。

このイベントには子育て経験者のボランティアさんが常駐しています。
食べ物の好き嫌いや寝る時間など、気軽に相談できるのもいいところですね。
最新の開催スケジュールは「夢見ヶ崎プレーパークをつくる会」さんのホームページをご確認下さい。

次の場所にすぐ行ける「ちょうどいい」公園

便利な立地と使いやすい遊具がそろっている「戸手第一公園」は、さまざまな年齢の子どもにとって「ちょうどいい」公園です。

小学校から帰ってまずここで遊び、時間になったら近くにある塾に飛び込んで、授業が終わったらまたここに来て遊ぶ…という荒業(?)をこなす子もいます。
さまざまな施設の中間にあるので、サッと行き来ができるんですね。

また、平坦で四角い敷地なので、とても見通しがいいです。
子どもたちがたくさん遊んでいても、自分の子をすぐ探せます。

赤ちゃんのはじめての公園として、小学生たちの放課後の遊び場として、長く愛されている「戸手第一公園」。お天気の日に、みなさんもぜひお立ち寄り下さい♪