川崎市民の学びや憩いの施設「川崎市立労働会館(サンピアンかわさき)」
川崎駅から歩いて約15分、豊かな自然に恵まれた富士見公園内に立地する「川崎市立労働会館(サンピアンかわさき)」をご紹介いたします。
昭和の趣きを感じるレンガ調の建物で、古くから川崎市民の交流の場として親しまれてきました。
館内は762人が収容できる大きなホールをはじめ、会議室や特研修室、 多目的に利用できる交流室、ほかにも茶室、華道和裁教室、音楽室、工芸教室、洋裁手芸室、和室などのカルチャー講座で利用できる設備が整っています。
セミナーや講習会、近所の学校行事のイベントや発表会が開催されており、地域住民の親交を深める場所となっています。
写真を撮影したこの日も、ホールでは地元中学校の吹奏楽部の定期演奏会が開催されていました!
館内はレトロなデザインが特徴的
労働組合やその他の諸団体の発達を図ることや、川崎で働く市民の勤労意欲の向上を目的として1951年(昭和26年)に開館した「川崎市立労働会館(サンピアンかわさき)」。
開館以来、数回の改築を経て1981年(昭和56年)に現在の姿となっているそうです。
建物の外観から感じたレトロな雰囲気は館内も同様で、種類の異なるタイル張りの床やシャンデリアが吊り下げられた天井の造りなど、いたるところに昭和の面影が残っていて、建築から40年以上という歴史の長さを感じます。
各室ではカルチャー教室が開催中
公益財団法人である神奈川県労働福祉協会が指定管理者として運営しているため、情報の収集や提供、学習、研修など市民の学びや暮らしをサポートしてくれています。
賃金や一時金、労働法などの労働関係の貴重な資料や専門図書を多数そろえている労働資料室も利用できます。

さらには、川崎で働く市民のためのキャリアアップや自己啓発を目指した労働学校や資格取得準備講座なども開講しており、多くの市民が受講しているのだそうです。
子どもから大人まで世代を問わず、いつまでも学べる場所が近所にあるのはうれしいですよね!
館内には売店やカフェもあります
5階建て館内の1階には、売店やカフェが併設されています。
入口のすぐそばにある売店では、お菓子やパンなどが購入できます。
イベント時や講座などちょっとした休憩時の利用にぴったりです。
売店を通り過ぎたところには、「Cafeサンピアン」があります。
ゆったりとした時間が流れる森をイメージとした店内はすごしやすく、カレーやパスタなどの軽食から、ドリンクバーまで提供してくれます。
一人席もあるので、一人でもふらっと気軽に入れますよ。
売店とカフェを過ぎた奥には、イスとテーブルが置いてあり、休憩できるフリースペースもあります。
カルチャー教室の作品が展示されているので、作品を眺めながら講座の参加を検討してみたり、売店で購入した商品を持ってひと息ついたり、思い思いの時間を過ごせますよ。
館内利用時だけでなく、敷地内の富士見公園での散歩のついでにひと休みできる場所としても重宝します。
令和5年4月から生まれ変わる!?
令和5年4月より本格的に再編整備工事が始まり、川崎市教育文化会館の市民館機能を加えた新たな施設に生まれ変わるそうです。
令和5年3月までは開館しており、工事前最後の姿がみられます。
興味を持たれた方はお早めに、工事前の川崎市民の集会施設「川崎市立労働会館(サンピアンかわさき)」をのぞいてみてくださいね。
エリア情報
川崎市立労働会館(サンピアンかわさき)
住所:神奈川県川崎市川崎区富士見2-5-2
アクセス:JR京浜東北線・東海道線・南武線 川崎駅東口より臨港バス乗車、「労働会館前」下車すぐ
TEL:044-222-4416
営業時間:9:00~21:30
定休日:年末年始
※都合により、営業時間が記載と異なる場合がございます。
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