川崎幸区で持続可能なアートを展示!「SDGs ART SPACE」
公益財団法人川崎市産業振興財団とNPO法人「studio FLAT」による協働アート活動『SDGs ART SPACE』 が、かわさき生産性向上支援スペース(愛称:SAKURA LABO)で開催されています。
第6回目の会期は2023年4月24日(月)〜8月10日(木)。
会場は「川崎市産業振興会館3F SAKURA LABO」です。
障害のある人たちのアートによる共生や経済的自立を支援している団体の取り組みで、地域を盛り上げるアート展示をみてきました。
「studio FLAT」とは?
「studio FLAT」はアート活動を通じて、地域社会と連携する団体です。
障がいのあるなしに関わらず、作品の魅力そのものをFLATに感じてもらいたいというコンセプトをもとに活動されています。
川崎市内のアーティストを中心にまだ見ぬ才能の発掘、地域の人々とともにアート活動を進められていて、地元住民から今もっとも注目度の高い取り組みです!
地域活性だけではなく、SDGsの面にも力を入れており、2021年には第1回目の「かわさきSDGsパートナー」のゴールドパートナーに認証されています。
「かわさきSDGsパートナー」は持続可能な開発目標への達成に向けて取り組む企業や団体を川崎市が認証する制度です。
世界共通の目標である持続可能な未来を目指して、川崎市とともに推進活動をされています。
アート×地域がタッグ!?
川崎市幸区にある「川崎市産業振興会館」。
ビルの中にあるかわさき生産性向上支援スペース「SAKURA LABO」にて作品が展示されています。
ビルの入口にあるフロア案内で場所を確認します。
エレベーターに乗り、降りる階数に到着すると扉が開いて目の前すぐが展示スペースでした!
普段からコワーキングスペースやセミナーのためのエリアを提供している「SAKURA LABO」。
施設の利用は無料で、利用時間内ならどなたでも利用できます。
スペース内いたるところに作品が!
作品の展示に専用の空間はないというおもしろい構成。
ワーキングスペースのあらゆるところに作品が展示されています。
アートを特別視するのではなく、あくまで日常の中にあるアートとしての立ち位置という考え方がステキです。
こちらは野球好きという作者の思いがぶつかる作品。
好きな球団の選手や背番号が描かれています。
試合の疾走感や臨場感、スポーツの楽しさなどのさまざまな感情が伝わってきます。
こちらは細線を何度も重ねて作られた抽象画のようです。
タイトルは「無題」。
シンプルながらも独特の感性があり、使われている色彩の色味とバランスに鑑賞者を引き込む力があります。
どの作品もクオリティが高く、地元から大きな才能が生まれていることに驚きと感動がありました!
展示作品の販売や「studio FLAT」の活動で作成されたグッズなどはネットショップにて販売されており、気軽に購入ができるようです。
全てハンドメイドで制作されたもので、作者の思いをダイレクトに感じられそうですね。
今回の開催期間は8月10日(木)まで。
夏休みの思い出作りの一環として、ぜひ作品を見に行ってみてはいかがでしょうか?
川崎のアートパワーを感じられるかと思います!
エリア情報
SDGs ART SPACE
住所:神奈川県川崎市幸区堀川町66-20
アクセス:JR東海道線・京浜東北線・南武線「川崎」駅西口より徒歩約8分
TEL:044-548-4102
営業時間:原則9:00~17:00
定休日:土日祝日、年末年始
※営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。
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