娘とラゾーナ川崎の中庭を歩いていたときに、ふと見かけたネオンの看板…。一体なんのお店だろうとのぞいてみると、ここは4つのショップが集まった「The Filmラゾーナ川崎店」。韓国の最新トレンドを体験できる場所です。

今回はその中でも一番手前のエリアにある「mine（マイン）」で、世界に一つだけのオリジナルグッズを自分の手で作れる特別な体験をしてきました。

「mine」は、親子連れや友達同士、推し活好きにもぴったり。この記事では、実際に体験してきたレビューをもとに、「mine」の魅力をお届けします。

「mine」は韓国発オリジナルグッズ製作所

「川崎」駅にある大型商業施設「ラゾーナ川崎プラザ」の2階。2024年11月にオープンしたばかりの「The Film」内に店舗を構える「mine」は、韓国で大人気のオリジナルグッズ製作所。このお店では、針や糸を使わずにモールだけで作るモールドールや、オリジナルワッペングッズを自分で作れます。

韓国トレンドを気軽に体験できるスポットとして、若者だけでなく親子連れにもじわじわ人気が広がっているようです。「mine」の他にエレベータープリが撮影できる「The Film」、天然由来成分が入った多機能消臭スプレーを取り扱う「KAYLIN YEO」、オリジナルの香水を作れる「Lumiere Parfum」があります。

500種類以上のパーツから作る、自分だけのモールドール

店内には、目移りしてしまうほどたくさんのパーツが所狭しと並んでいます。その数は約500種類あるそう！モールはもちろん、モールドール用の洋服やちょっとした小物、作ったものを持ち運べるようにキーホルダーのパーツなど本当にいろいろな小物があり、迷ってしまいます。

小学校2年生の娘はまずモールの色を選ぶだけでも、どれにしようか迷っていました。しばらく悩んだ末に選んだのは、虹色のモール、ハートのカラビナ、熊の着ぐるみ、浮き輪です。着せ替え人形のように、さまざまなパーツを自分で選べることが子どもには楽しいようでした。

私のおすすめは、事前にSNSで作例を見て何を作るかだけでも決めておくこと。選択肢がとにかく多いので、行ってから決めようとすると、時間がかかってしまうかもしれません。

作り方は簡単そうで意外と難しい？親子で挑戦！

選んだものをお会計し、作業スペースに案内してもらいます。店員さんに教えてもらうという形ではなく、YouTubeで動画を見ながらマイペースに作業ができます。

所要時間はだいたい30分～1時間程度ですが、混雑状況によっては少し待つ場合もあるとのこと。土日の場合は午前中か18時以降が比較的空いているそうです。料金はパーツの種類によって変わりますが、1体あたり500円〜作れます。

子どもはパーツ選びに盛り上がったものの、実際の組み立ては小学校2年生には意外と難しかったようで、結局親の私が全部作ることになりました。作り方自体はそれほど難しくないのですが、バランスを整えるのが難しい…。何度も最初からやり直して作りました。切ったり貼ったりはないので、何度もやり直せるのはいいですね。ただ細かい作業のため、子ども単独で作るなら小学校3年生以上がおすすめです。

完成品はフォトスポットで撮影！特別な思い出に

四苦八苦した末に完成したくまのモールドールを手にした瞬間は、達成感いっぱい。自分で苦労して作った分、愛着もひとしおです。客観的に見ると、まだまだ改善の余地はありそうですが、ぬいぐるみ好きの娘は大喜び。

店内にはかわいく装飾されたフォトスポットがあるので、作った作品を記念撮影できます。フォトスポットは韓国カフェ風のかわいい飾りがたくさん。モールドールが映えるよう工夫されているので、撮影が楽しいです。店舗スタッフさんが作ったという見本をみて、もっと次はかわいく作りたい！という気持ちがふつふつと湧いてきました。

いろんな小物があるので、新しいものを作るのもいいですし、上手にできたものを着せ替えて遊ぶのも楽しそう。カラーも豊富なので推しの担当カラーでいろいろな小物を作るのもいいですね。ミニチュアの小物は大人でも見ているだけで心踊るものがあります。

子どもと楽しくオリジナルグッズを作ってみて

「mine」は、子どもと一緒にモノ作りを楽しめる体験型スポット。もちろん子どもだけでなく大人もそれぞれの楽しみ方ができるスポットでした。普段の遊びやお出かけとはひと味違う体験ができるので、休日のお出かけ候補のひとつに入れてみてくださいね。