日本の民族衣装でもある着物。

そんな着物をたくさんの人にもっと身近に感じてほしいと、同じ着付けスクールに通っていた鶴見区在住の着付け師3人が立ち上げた「横濱つるみきもの倶楽部」。

“着物を着てみたい”、“着付けをお願いしたい”など着物や浴衣などに興味をもつ全ての人の背中を押す活動をしています。

今回は着付けのボランティア活動などにも力を入れている「横濱つるみきもの倶楽部」のご紹介です。

「横濱つるみきもの倶楽部」とは

日本の古き良き歴史の象徴でもある着物。

そんな着物の魅力や着る楽しさを伝えていきたいと活動されているのが「横濱つるみきもの倶楽部」です。

「横濱つるみきもの倶楽部」では、出張での着付けや七五三での着付けなどをおこなっています。

成人式の前撮りや後撮り撮影会、結婚式参列など用途に合わせたご相談にも対応していただけます。

着付け師自身も活動をしている中で着物のある生活が当たり前になっているそうです。

今後の活動では、着物を着るイベントなどを通して着物の伝統を伝えると共に、気軽に楽しめる衣服だと伝えていきたいとおっしゃっていました。

「横濱つるみきもの倶楽部」の活動内容

「横濱つるみきもの倶楽部」は現在、鶴見国際交流ラウンジ交流部会との共催で毎月第三土曜日に“着物を着ましょう”と題してラウンジご利用の外国人の方を対象にボランティア活動もおこなっています。

鶴見国際交流ラウンジは、鶴見区内に暮らす外国籍の方々にとって暮らしやすい「多文化共生のまちづくり」を進める拠点となる施設です。

・鶴見国際交流ラウンジ公式HP

今回「横濱つるみきもの倶楽部」がボランティアで参加されているイベントにお邪魔しました。外国人のかわいらしいママと姉妹、ご家族3人が参加されていました。

最初は緊張していた子どもたちも、着付けが終わると笑顔に変身！

男性もご一緒に着物を楽しむ姿がみられました。

最初はみなさん緊張した顔で慣れない着付けがスタートします。

ですが最後にはみなさん笑顔で写真に写ってくれるそうです。

そう話してくれたのは「横濱つるみきもの倶楽部」代表の新堀さん。

着付けをしていて1番うれしいのは着付けが終わり、鏡を見た時のキラキラしたみなさんの表情だと言います。

喜んでくれることが何より「横濱つるみきもの倶楽部」の活力に繋がるのだとか。

着付け師が伝えていきたい着物を着る楽しさ

「横濱つるみきもの倶楽部」では着物を着る楽しみを体験できるイベントなども開催予定。

着物を着てのお出かけやランチ、浴衣を着ての撮影会などさまざまな楽しみ方を提供しています。

今後も季節などに合わせたイベントを通して、着物の素晴らしさを伝えて行けたらうれしいと教えてくれました。

「横濱つるみきもの倶楽部」で着物を着てみたい！と興味を持った方は手ぶらでの利用もOKです。

男性や女性、子どもや行事に合わせた着物の相談をしやすいのも「横濱つるみきもの倶楽部」で着付けをしてもらう魅力でもあります。

着物に詳しくない人も、全くの初心者も温かい対応をしてもらえます。

日本の美しい文化“着物”を身近な形で提供してくれる「横濱つるみきもの倶楽部」。

着物を着たいときの新しい選択肢の一つに「横濱つるみきもの倶楽部」を加えてみるのはいかがでしょうか。