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鶴見の癒し!自然に包まれる「二ツ池公園」で過ごす穏やかな時間

2025.06.11

横浜市鶴見区にある二ツ池公園は、緑に囲まれた自然豊かな公園で、落ち着いた雰囲気の中、昔から地元の方々に静かな憩いの場として親しまれています。園内には大小二つの池があり、水面には周囲の緑や桜、紅葉の景色が映り込みます。

池のほとりには木々の緑に囲まれた遊歩道や広々とした芝生広場が整備され、癒しの空間が広がります。春には満開の桜が園内を美しく彩り、秋には赤や黄色に色づく紅葉が楽しめるなど、四季折々の自然景観を散策しながら堪能できます。

観光地ではありませんが、町の隠れた憩いの場として親しまれ、訪れる方々はまるで第二のリビングのようにリラックスして過ごせる点も魅力です。そんな二ツ池公園の魅力を紹介します。

以前の記事はこちら

https://www.house.jp/areainfo/tsurumi/tsurumi-leisure/tsurumi-park/tsurumi-hutatsuikekoen-w057-20210824/


静けさが心地よい、地元の癒しスポット

横浜市鶴見区の住宅街にひっそりと佇む「二ツ池公園」は、地元の人々にとってまさに“癒しのオアシス”のような存在です。にぎやかな街中から一歩足を踏み入れるだけで、空気の質が変わったかのように静けさと落ち着きが広がります。

車の音や人混みの喧騒から離れ、自然の音に包まれるその瞬間に、多くの来園者がほっと肩の力を抜くのを感じることができるでしょう。

公園の中心には上の池・下の池という二つの池が配置されており、水辺ならではの穏やかな景観が広がっています。池の周囲を囲むように遊歩道が整備されており、早朝にはウォーキングやジョギングを楽しむ人々が静かにいきかいます。

春には鶯のさえずり、秋には風に揺れる落葉樹のざわめき。季節ごとの自然の音が、訪れる人々の心をじんわりと癒してくれます。

静けさの中にも、どこか人の温かみを感じられるのがこの公園の魅力。目立った観光要素はないものの、それがかえって「地元の人のための場所」として、特別な存在感を放っているのです。


自然に囲まれた“隠れピクニック天国”

二ツ池公園は、観光ガイドブックにはあまりのっていないものの、実は知る人ぞ知るピクニックスポットでもあります。園内にはゆっくり出来るベンチが点在し、春から秋にかけてはお弁当を持った家族連れやカップル、友人同士が思い思いに過ごす姿が見られます。

特に春の季節には桜が見事に咲き誇り、公園内はやわらかなピンク色に染まります。池のほとりに咲く桜は水面に映りこみ、まるで絵画のような情景を生み出します。多くの人でにぎわう桜の名所とは違い、二ツ池公園では静かに、穏やかに花見を楽しめるのが魅力。運が良ければアカサギに会える可能性もあるので生で見たいですね。

また、園内には小高い丘もあり、木々に囲まれたエリアでは木漏れ日を楽しみながら、ちょっとした“森の中のピクニック”気分も味わえます。大きな遊具が少ない分、大人も落ち着いて時間を過ごせる空間であり、「静かな場所でゆっくりしたい」という方にはまさに理想的なピクニックスポットです。


ゆったりと時間が流れる釣り場として人気

釣り好きの間でひそかに知られているのが、二ツ池公園の「釣りスポット」としての魅力です。上の池・下の池ともに釣りが可能で、特に朝方には地元の釣り人たちが静かに糸を垂らしている姿が多く見られます。

ここでの釣りは基本的に「キャッチアンドリリース」がマナーとなっており、自然との共存を意識したスタイルが守られています。釣れる魚は、フナやコイ、ブルーギルなど。釣果を競うというよりは、自然と一体となって過ごす時間を楽しむことが中心となっており、「魚が釣れなくても心が満たされる」と語る人も少なくありません。

釣り初心者でも安心して挑戦できる場所であり、親子連れで訪れて「初めての釣りデビュー」をするにはぴったり。水辺に座って竿を握りながら、会話を楽しんだり、ただ風に吹かれて過ごしたりそんな穏やかな時間は、忙しい日常の中ではなかなか得られない贅沢なひとときです。

日常の風景が心を癒す、何気ない美しさ

二ツ池公園の最大の魅力は、「派手さはないけれど、日常に寄り添ってくれる美しさ」にあります。池の水面に映る空、風に揺れる葉の音、木々の合間から差し込む光。そうした小さな自然の変化が、訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。

観光地のように目を引くランドマークはありませんが、それがかえって「自分だけの時間」を静かに楽しめる理由になっています。たとえば、仕事帰りにふらっと立ち寄って池のほとりで深呼吸をしたり、読書をしたり。休日の午後にコーヒーを片手にベンチで過ごす。そんな“何もしない贅沢”を味わえる空間は、現代人にとって貴重な存在です。

「日常の中にある、非日常」。それを体感できる場所が、まさにこの二ツ池公園。心が疲れたとき、何も考えずに歩ける場所。自分に戻ることができる場所。そんな“第二のリビング”のような感覚で、多くの人がこの公園を訪れ続けているのです。                     

エリア情報

二ツ池公園

住所:神奈川県横浜市鶴見区駒岡一丁目8番1
アクセス:JR京浜東北線「鶴見」駅よりバス(鶴02・鶴03・鶴12系統)で「二つ池」下車、徒歩1分