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お茶の事なら創業50年の専門店へ!鶴見「松本園」

2024.01.09

「京急川崎」駅から徒歩約9分。鶴見川にかかる潮見橋を渡った本町通りの右手に、「松本園」という1軒のお茶屋さんがあります。

お茶屋さんって、気になるけれど入ったことがありません。どのようなお店なのか、お店を訪ねてみることにしました。

創業50年!歴史あるお茶屋さんです

松本園さんは、お茶を専門に扱うお店です。

お茶の産地は静岡・鹿児島・三重・京都などがありますが、松本園さんで取り扱うのは9割が静岡県産なんだそうですよ。

家族で切り盛りされ、お店はアットホームな雰囲気。お店の歴史は長く、創業50年になります。もともとは駅ビルで40年お店を開いていたそうです。

静岡にゆかりがあるようで、代々静岡のお茶を取り扱っているそうですよ。

さすが専門店!お茶に関する知識が豊富!!

店内に入ると、ニコニコしたおばあちゃんと、とても気さくな店主さんが出迎えてくださいました。

実はいつもなんとなくスーパーでお茶を買っていたため、専門店に行っても何を選んだらよいか分かりません。

購入するお茶を迷っていると、川根茶の「天下一」というものを試飲させてくださり、お茶のことを丁寧に教えてくださいました!

川根茶は店主さんおすすめのお茶で、深みと渋みがあるのが特徴です。

実際にいただいてみると、店主さんのいうように渋みがありました!不思議なことに、渋みの中にダシっぽい旨味もあるような…。

店主さんに感想をお伝えすると、個人によって感じ方はそれぞれだそうです(笑)。

お茶は、温度や茶葉の量で味が大きく変わります。川根茶は70度程のお湯でいれて、30分〜1分程蒸らしてから飲むとおいしいそうです。

ちなみに、ほうじ茶や玄米茶は高温のお湯で入れるとおいしいんだとか。「紅茶は熱湯で入れるのがいい」とは知っていましたが、緑茶は少し違うことにびっくりしました!

温度の知識があるだけでも、家で飲むお茶をかなりおいしくできる気がします。

同じ産地でも種類によって味が違う!

松本園さんで取り扱う川根茶は、全部で5種類。

川根茶も種類によって味が違い、「川根一」や「天下一」は深みと渋みがあり、「初摘」は上品な味がするそうです。産地だけでなく種類によっても味が違うなんて、難しいけどおもしろいですね!

ここで気になったので渋みと苦味の違いを尋ねたところ、

「苦味は甘味もなくただ苦いだけで、渋みは甘味を含んだ苦味ですよ」と答えてくださいました。

また、川根茶は淹れる際のお湯の温度や蒸らす時間などに少し工夫が必要で、おいしくいれるのが難しいのだそう。

「初心者でもおいしくいれられる銘柄はありますか?」と尋ねたところ、さっぱりした季節茶や渋みの少ない深蒸し煎茶をおすすめしてくださいました。

深蒸し煎茶はおいしいのに200グラムで1100円とお手頃なため、こちらを購入する方が多いんだとか。

商品によって袋に入っている量や値段が違うため、欲しい量や予算に応じて選ぶのもいいかもしれませんね。

贈答用・おうち用どちらにも対応!お茶を買うなら「松本園」さんへ

店内には20種類近くのお茶があり、商品は基本的に入れ替わりはないようです。

いろいろ紹介していただいた中で、今回は店主におすすめしていただいた「天下一」を購入しました。家に帰って飲んでみるのがたのしみだし、今度は違う銘柄のお茶も試してみたいです!

また、地方発送にも対応しているため大切な方への贈り物にするのも良さそうです。

普段よりワンランク上のお茶をたのしみたい方は、ぜひ松本園さんに行ってみてくださいね。

エリア情報

有限会社 松本園

住所:神奈川県横浜市鶴見区本町通1丁目23
アクセス:京急本線「京急川崎」駅から徒歩約9分
電話番号:045-502-0488