縁結び神社の中にやるき稲荷?鶴見区矢向の「日枝神社」

日枝神社といえば、東京の赤坂にある日枝神社が有名ですが、鶴見区にもあるのはご存知ですか?
閑静な住宅街の中にある小さな神社ですが、年末年始や例大祭はとてもにぎわいます。
今回は矢向尻手住民の心のよりどころ「日枝神社」をご紹介します。
最寄りは尻手駅
尻手駅の改札を出たら、左へ行き信号を渡ります。
線路下をくぐってガストや保育園を通りすぎ、以前のハマ・サキでもご紹介した尻手銀座商店街を歩きます。

商店街の突き当たりを右に曲がると見えてきます。

お隣の矢向駅からでも日枝神社まで徒歩10分ぐらいで到着します。
こちらは、線路沿いや住宅を見ながらちょっとした散策に最適です。
境内を歩いて、やるき稲荷と本殿へ!

寛永15年に創建された日枝神社。
祀られている地主神は大山昨神(おおやまくいのかみ)といって、山と水を司る神様です。
鶴見川や六郷川の氾濫で破損したこともあったそうですが、天保14年に再建。
また明治42年に、周辺の小さな稲荷社や神明社を合併して、今の日枝神社になりました。
それ以来、矢向一帯をずっと見守ってくれています。

矢向に住んでいた時は、除夜の鐘が鳴ると夫婦でお参りに行っていました。地元住民でとても混雑していたことを思い出します。
なので、昼間に境内を歩くのはとても新鮮な気分です。
こちらは稲荷大明神。神社内の稲荷社のひとつです。

次に、イチョウの木。おみくじ掛けと共に日枝神社のシンボルになっています。

さらに進んでいくと、もうひとつの稲荷社である「やるき稲荷」がありました。
ここにしかないお稲荷さんです。初めて知りました。

お祈りをすると、やる気を出させてくれるのでしょうか?
日枝神社は縁結びの神様ですし、「恋愛する気になる」ことも?
なんだかユニークですね!
そして、軽く口を閉じている狛犬と少し口を開けている狛犬。
なんともいえない表情をしています。癒されました。


さて、気分を引き締めて本堂でお参りします。

例大祭のための神輿庫があります!
日枝神社には、神輿庫が複数ありました。


例大祭の時にお神輿や山車を引いて、住宅街や道幅の狭い尻手銀座商店街や矢向駅前を練り歩きます。毎年10月下旬におこなわれます。
以前見たことがありますが、とても迫力がありますよ。
矢向駅周辺も尻手駅周辺もこの時期はかなりにぎわいます。
今年は10月21日と22日におこなわれることを、偶然にもこの日掲示板で知りました。

以前は、出店などもあったそうですが、今年はどうなるのかこれから決まるとのことです。
例大祭で、矢向や尻手の街に元気や活気が戻ってくるといいですよね!
今年は日枝神社や例大祭に足を運んでみてはいかがでしょうか?
エリア情報
日枝神社
住所:神奈川県横浜市鶴見区矢向4-16-2
アクセス:JR南武線「尻手」駅から徒歩約5分
JR南武線「矢向」駅から徒歩約10分
TEL:045−571-4697

関連記事
-
リーズナブルな鶴見の本格町中華「上海縁 鶴見店」
2024.05.06今回ご紹介するのは、JR京浜東北線「鶴見」駅から徒歩3分ほどの場所にある、本格中華料理「上海縁 鶴見店」です。
-
江ケ崎町で見つけた!小さな憩いの場所「江ヶ崎八幡宮」
2023.06.13矢向駅から徒歩15分にある「江ヶ崎八幡宮」。出世や成功、家運隆昌のご利益があり、近くにはコミュニティサロンとしての役割の江ヶ崎町公会堂があります。
-
うなぎで夏を乗り越えよう!鶴見駅西口すぐ「うなぎ 鰻々亭」
2022.06.20鶴見駅西口出てすぐの「鰻々亭」は、蒲焼きの枚数によってダブル丼・竹丼・梅丼の3種類から選べるうな丼屋さん。産地から毎朝直送された、活きたままの国産うなぎを使用。